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なみへいのブログです。hatenablogヴァージョン。

2016(平成28)年度 特別会計決算報告書を読む その1 一般会計からの繰入

ついでに、と言ってはなんですが、2016年度の「特別会計決算」も、ざっと見ておくことにします。特別会計については報道も少なく、よく分からないところもあるので、学びながら見ていくことにしましょう。

まずもって、「特別会計とは何か」からでしょうか。(財務省HPより)
日本の場合、「国の会計は「単一会計で一体として経理することが、財政の健全性を確保する見地からは望ましい」とされています。(単一会計主義)」
「しかし国の行政活動が複雑化してくると、単一の会計では各個の事業の状況や運営実績等が不明確となり、事業や資金運営にかかる適切な会計が難しくなりかねません。このような場合には、一般会計とは別に会計を設け、特定の歳入と特定の歳出を一般会計と区分して経理することにより、事業や資金運用の状況を明確化することが望ましい、と考えられます。」

ということで、特定の事業や資金運用に関して、一般会計とは別の会計(特別会計)を立てて事業や資金運用を明確化する、のだそうです。
2016年度の決算を見ると、次のような13の特別会計があることが分かります。

以上の「特別会計」に対してどのような項目の予算が繰り入れられているのかは、気になるところです。先日まで見てきた一般会計の決算にも「特別会計へ繰入」と表記された項目が数多くありました、まずはそれらを一覧しておきます。

一般会計からの繰入

内閣府

繰入合計:521.21億円

内閣府・子供・子育て本部>

繰入合計:1兆2521億円

内閣府警察庁

総務省

繰入合計:15兆3393億円

財務省

繰入合計:23兆1657億円

文部科学省

繰入合計:1078.46億円

厚生労働省

繰入合計:11兆4887億円

農林水産省

繰入合計:2959.2億円

経済産業省

繰入合計:16.18億円

経済産業省資源エネルギー庁

繰入合計:6378.46億円

国土交通省

繰入合計:524.04億円

環境省

繰入合計:1409.36億円

環境省原子力規制委員会

以上、一般会計からの繰入総計は、52兆5922億円になります。大きなものは国債償還費に充てる22兆円、地方交付金の15兆円、基礎年金拠出金等の11兆円、といった所になります。

特別会計別に見ると、一般会計からの繰入は、次のようになります。

財務省HPの「平成28年度決算」のページの、「決算書の情報」をクリックすると、「予算書・決算書データベース」というページに飛びます。
この中に一般会計、特別会計その他の決算書、計算書へのリンクがありますが、一般会計、特別会計の決算書は、全体を取りまとめたものが「歳入歳出決算」書類になり、細かな項目を並べて予算額との相違について書かれているものは「参照」書の方になります。

これを見ると、細かい項目ごとの収入、支出が1円単位で記載されています。さらには各特別会計ごとの損益計算書貸借対照表なども記載されていますので、その辺りの知識を持っている方なら、もっと深く読み込めるのではないか、と思いますが。

今のところは、僕の場合は、記載された項目をつらつらと眺めるばかりになりそうですが。
ぼちぼちと、追いかけてみることにします。

訂正:「エネルギー対策特別会計」と「労働保険特別会計」への一般会計からの繰入総計に、計算間違いがありました。訂正しておきます (02/03)

とりあえず新年の挨拶と、決算報告を読む意味

あけましておめでとうございます。


今年もゆっくり、マイペースで行こうと思っています。と言っても、「自分のペースを守らないと、継続できない」からなのですが。

 

昨年の後半は、ずっと政府の決算書と睨めっこしていたような気がしますが(笑)、途中で挫折しそうになりながらも、時に項目と金額を見ていると、「おや?」と思うような項目に突き当たったり、予算額と乖離した決算額を計上した項目もあったり、なんとか最後まで興味を持ち続けられたことは、意外と面白い経験でもあったように思います。

なぜかマスコミは「予算」ばかりを注目し、毎年「総額がどうの、防衛費がどうの、社会保障費がどうの、国の借金がどうの」と繰り返し報道するのですが、「決算」についての報道にはほとんど触れることなく、個人的には、どこかそれを不満に感じていたことに、決算書を読みながら気づきました。

「予算」とは「次の年度はこうやるぞ」という話であり、結果的にそれがどうなったか、とは別の(視点の違う)問題です。「こうやるぞ」が「どうだったか、どうなったか」、それを確かめるためには、(年度が)終わった後の検証が欠かせないのでは、と思うのですが。

もちろん決算書についても、政府から国会に提出され、常設の委員会で議論され、最終的に本会議で可決されて成立する国会の議案のひとつです。
それが重要なニュースにならないのは、国家予算が「当年度の決算をする前に、来年度の予算を決定しなければならない」ため、決算についての議論、評価が次年度の予算に反映されず、それ以降にずれてしまうこと、そのために「予算編成作業に用いるデータとして有効に活用されない」こと、年度が変われば行政は「その年度の予算執行」を行いながら、その予算執行中に出される決算報告を吟味し、評価する必要が出てくるわけで、予算執行中に前年度の決算の議論と評価を報告されても、「今さらそれを言われても」ということになってしまうから、ということもあるのでは、と思っています。

 

国家の行政を預かる行政の中枢においては、日々の予算執行を行う中で、過去の予算執行についてあれこれ言われるのは、業務の妨害のように感じるのかも知れません。
でも、国民のひとりとして、「自分の支払った税金が、どこに振り分けられるのか」が気になるのと同時に、「実際に、どこに振り分けられたのか」も知りたい、ということも関心がありました。
そんな関心が、「決算書を読む」という行為を持続させたのだと、今から振り返って、思ったりします。

 

予算が、何がどれだけ増え、何がどれだけ減り、それで何が変化するのかを読み解く上で重要な「国政の情報」であるのは、確かだと思います。
でも、それと同様に「その予算は適正に使われたか、予算と決算に大きな違いが生じたのはなぜか、そこには予算策定の議論に瑕疵はないのか、予算執行上の問題はないのか、国家の収入の配分の結果について、見直す余地はないのか、についてのチェックをすることも、大事なことなのではないか、と思います。

 

そんなことを考えながら、無味乾燥に見える決算書を読んできました。「どう使われる(ことになっている)か」を示す予算、と「実際にどう使われたか」を示す決算は、国民にとって両方とも「重要な国政の報告書」であるのではないか、と思うので。

2016(平成28)年度の決算の報告書では、結果的な歳入額は103兆円、歳出額は98兆円。
予算計上の段階では、収入は補正予算合わせて100兆円。歳出予算は103兆円。
算額を見ると、歳入と歳出の間に6兆円余りの「使用されなかった」資金が残り、4.7兆円が次年度に繰り越さっれ、1.5兆円が不用額として計上されています。
http://namiheijodee.hatenablog.com/entry/2018/07/01/193304

6兆円も使い切れないお金があるのなら、それを国民のために振り分けられなかったのか、それはどうしてなのか。
そういうことを考える上でも、「決算を読む」ことは必要ではないかと思ったりするのですが、誰かやってくれないかな、と思っても、誰もやってくれなかったので(笑)。

 

そしてこれは、何年か追いかけないと実態が見えてこないものでもあると思います。配分された国民の税金、借金が何に使われているのか、その使われ方でいいのか。

決算書は、(他の政治・行政課題と同じく)奥が深そうです。

今年亡くなった人 2018

 

今年もバタバタしながら、年が暮れようとしています。今年も、自分なりにピックアップしてみました。ここに残しておきます。

 

2017年(追記)

12月

27日、長谷部久雄さん、将棋棋士九段、84歳。
28日、ローズ・マリーさん、米俳優、94歳。
28日、真屋順子さん、俳優、75歳。


2018年

1月

4日、星野仙一さん、元野球選手・監督、70歳。
4日、レイ・トーマスさん、英バンド「ムーディー・ブルース」の創設メンバー、76歳。
5日、藤岡幹大さん、ギタリスト、36歳。
5日、ジョン・ヤングさん、アメリカの元宇宙飛行士、87歳。
7日、狩撫麻礼さん、漫画原作者、70歳。
7日、林佑子さん、オルガン奏者、88歳。
   日本のオルガン奏者の草分け的存在。
7日、フランス・ギャルさん、フランスの歌手、70歳。
10日、城みさをさん、「さをり織り創始者、104歳。
12日、柳家小蝠さん、落語家、42歳。
14日、吉岡斉さん、九州大教授、64歳。
14日、夏木陽介さん、俳優、81歳。
18日、古今亭志ん駒さん、落語家、81歳。
18日、ピーター・メイル氏、英作家、78歳。
19日、ドロシー・マローンさん、アカデミー賞受賞の米俳優、92歳。
20日ポール・ボキューズさん、フランス料理の重鎮、91歳。
   伝統的な手法にとらわれない料理方法「ヌーベル・キュイジーヌ」を打ち出したことなどで有名。
21日、西部邁さん、評論家、78歳。
21日、熊谷信昭さん、電気通信工学の第一人者、88歳。
21日、コニー・ソーヤーさん、ハリウッド最高齢の現役女優、105歳。
22日、アーシュラ・K・ル・グウィンさん、米国の女性SF・ファンタジー作家、88歳。
24日、一陽斎蝶一さん、マジシャン、90歳。
31日、佐々木正さん、元シャープ副社長、102歳。
   世界に先駆けて電卓を手のひら大まで小型化することに成功し、「電卓の生みの親」と呼ばれた。


2月

1日、レツゴー長作さん、漫才トリオレツゴー三匹」、74歳。
3日、伊佐千尋さん、作家、88歳。
4日、久保板観さん、「最後の映画看板師」、77歳。
5日、古在由秀さん、国立天文台初代台長、89歳。
6日、久保進さん、青二プロダクション創業者・会長、82歳。
8日、新田万紀子さん、声優、56歳。
9日、ヨハン・ヨハンソンさん、作曲家、48歳。
10日、石牟礼道子さん、作家、90歳。
10日、川地民夫さん、俳優、79歳。
18日、多田和博さん、装丁家、69歳。
19日、大家仁志さん、俳優、53歳。
20日金子兜太(かねこ・とうた)さん、俳人、98歳。
20日、谷田利景さん、ポッカコーポレーション創業者、91歳。
  社長時代の1973年に、国内で初めて缶コーヒー用の冷温式自動販売機を考案し、発売した。
21日、大杉漣さん、俳優、66歳。
23日、ルイス・ギルバートさん、映画監督、97歳。
24日、左とん平さん、俳優、80歳。


3月

1日、古賀新一さん、漫画家、81歳。
  ホラー漫画「エコエコアザラク」など。
7日、中島宏さん、青磁作家・人間国宝重要無形文化財保持者)、76歳。
10日、ユベール・ド・ジバンシィさん、デザイナー、91歳。
12日、ノーキー・エドワーズさん、ベンチャーズのギタリスト、82歳。
13日、内田康夫さん、作家、83歳。
14日、スティーブン・ホーキング博士、英物理学者、76歳。
19日、立川左談次さん、落語家、67歳。
20日笹井一個さん、イラストレーター、42歳。
20日白石敬子さん、ソプラノ歌手、73歳。
22日、正木一郎さん、競技かるた永世名人、85歳。
22日、チャールズ・ラザルスさん、米玩具専門店トイザらスの創業者、94歳。
23日、フィリップ・カーさん、英作家、62歳。
25日、山下弘子さん、25歳。
   著書『雨上がりに咲く向日葵のように』
27日、ステファーヌ・オードランさん、仏俳優、85歳。
28日、月亭可朝さん、落語家・タレント、80歳。
31日、新崎盛暉さん、沖縄大学元学長で同大名誉教授、82歳。
31日、都家歌六さん、落語家、87歳。


4月

1日、平山美智子さん、ソプラノ歌手、94歳。
2日、内田稔さん、俳優、91歳。
2日、金賛汀さん、ノンフィクション作家、81歳。
5日、高畑勲さん、アニメーション映画監督、82歳。
5日、杉本貴志さん、インテリアデザイナー、武蔵野美術大名誉教授、73歳。
   国内外のホテルや「無印良品」の店舗などのデザインを手掛けた。
13日、ミロス・フォアマンさん、映画監督、86歳。
   映画「アマデウス」などでアカデミー賞の監督賞を2度受賞した。
18日、森雄二さん、歌手、75歳。
23日、衣笠祥雄さん、プロ野球選手、71歳。
24日、森田童子さん、シンガーソングライター、66歳。
24日、一噌仙幸氏さん、能楽師一噌流笛方・人間国宝、77歳。
26日、チャールズ・ネヴィルさん、米人気バンド「ネヴィル・ブラザーズ」メンバー、79歳。
27日、朝丘雪路さん、俳優・舞踊家・歌手、82歳。
28日、竹本住太夫さん、人形浄瑠璃文楽太夫(語り手)・人間国宝、93歳。
30日、木下忠司(きのした・ちゅうじ)さん、作曲家・映画音楽家、102歳。
   映画「喜びも悲しみも幾歳月」などの音楽で知られる。
30日、東海林修さん、作曲家・シンセサイザー奏者、85歳。


5月

2日、井上堯之さん、ギタリスト、77歳。
   ザ・スパイダースの元メンバーで「太陽にほえろ!」のテーマ曲で知られる。
2日、岡田光治さん、脚本家、85歳。
2日、山口勝弘さん、美術家、90歳。
   ビデオなどを用いたメディアアートの先駆者として活躍。
5日、古川薫さん、作家、92歳。
5日、エルマンノ・オルミ、映画監督、86歳。
8日、黒岩よしひろさん、漫画家、55歳。
9日、村井志摩子さん、劇作家・演出家、89歳。
13日、マーゴット・キダーさん、米俳優、69歳。
14日、トム・ウルフさん、米ジャーナリスト・作家、88歳。
15日、岸井成格さん、元毎日新聞主筆、73歳。
16日、西城秀樹さん、歌手、63歳。
16日、星由里子さん、俳優、74歳。
18日、及川尊雄さん、和楽器研究家、75歳。
19日、ロバート・インディアナさん、アメリカンポップアーティスト、89歳。
   新宿のランドマークとして親しまれるパブリックアート“LOVE”が有名。
20日山口英夫さん、将棋棋士八段、76歳
21日、グレン・スノッディーさん、米録音技師、96歳。
   音響装置「ファズ」を発明し、ロック音楽に影響を与えた。
22日、フィリップ・ロスさん、米作家、85歳。
23日、たむらまさきさん、撮影監督、79歳。
26日、古賀力さん、シャンソン歌手、84歳。
26日、津本陽さん、直木賞作家、89歳。
28日、いか八朗さん、タレント、84歳。
28日、小島武夫さん、麻雀プロ、82歳。


6月

3日、パンチョ加賀美さん、ピンキーとキラーズのドラム、74歳。
5日、ケイト・スペードさん、米ファッションデザイナー、55歳。
7日、日高六郎さん、社会学者、101歳。
7日、デビッド・ダグラス・ダンカンさん、米写真家、102歳。
8日、滝由女路さん、元松竹新喜劇俳優、63歳。
8日、ダニー・カーワンさん、「フリートウッド・マック」元メンバーの英ギタリスト、68歳。
14日、野邉大地(のべ・だいち)さん、俳優、21歳。
   2016年放送の「仮面ライダーエグゼイド」や17年放送の「仮面ライダービルド」でアクションクルーを務めていた。
18日、加藤剛さん、俳優、80歳。
26日、名和宏さん、俳優、85歳。
27日、ハーラン・エリソンさん、米SF界の巨匠、84歳。


7月

2日、桂歌丸さん、落語家・落語芸術協会会長、81歳。
3日、佐藤タカヒロさん、漫画家、41歳。
5日、辻孝彦さん、俳優、52歳。
5日、クロード・ランズマンさん、仏映画監督、92歳。
8日、オリバー・ナッセンさん、英国の作曲家・指揮者、66歳。
10日、鈴木智さん、劇団民芸俳優、84歳。
10日、カルロ・ベネトンさん、「ユナイテッド・カラーズ・オブ・ベネトン」を創業したベネトン兄弟の末っ子、74歳。
13日、浅利慶太さん、「劇団四季」の創設者・演出家、85歳。
15日、須藤靖明さん、火山学者、74歳。
   熊本県阿蘇火山を半世紀以上にわたり研究してきた。
15日、生田悦子さん、俳優、71歳。
18日、常田富士男さん、俳優、81歳。
19日、橋本忍さん、脚本家、100歳。
   「羅生門」「七人の侍」「日本沈没」「砂の器」など。
30日、美村あきのさん、漫画家、60歳。
31日、タイヘイ夢路さん、漫才師、88歳。


8月

4日、津川雅彦さん、俳優、78歳。
5日、水橋春夫さん、元ジャックスのギタリスト・音楽ディレクター、69歳。
7日、永田穂さん、音響設計士、93歳。
8日、翁長雄志さん、前沖縄県知事、67歳。
10日、菅井きんさん、俳優、92歳。
13日、石塚運昇さん、声優、68歳。
13日、布勢博一さん、脚本家、86歳。
14日、エドアルド・ウスペンスキーさん、児童文学作家、80歳。
   ソ連時代に作られたロシアの人形アニメーションチェブラーシカ」の原作者として知られる。
15日、さくらももこさん、漫画家、53歳。
15日、阿部邦博さん、アニメーター、50歳。
16日、アレサ・フランクリンさん、歌手、76歳。
18日、コフィ・アナンさん、第7代国連事務総長、80歳。
19日、森岡賢一郎さん、作曲家・編曲家、84歳。
21日、青山友樹さん、元「nano.RIPE」のドラム、29歳。
25日、麻生美代子さん、声優、92歳。
25日、リンゼイ・ケンプさん、英国の舞踏家・振付師、80歳。
26日、ニール・サイモンさん、米国の劇作家、91歳。
30日、鳥井実さん、作詞家、83歳。


9月

6日、バート・レイノルズさん、俳優、82歳。
7日、マック・ミラー(マルコム・マックコーミック)さん、ミュージシャン、26歳。
11日、花柳寿南海さん、人間国宝の日本舞踊家、93歳。
15日、樹木希林さん、俳優、75歳。
15日、朱旭さん、中国の有名俳優、88歳。
17日、小田裕一郎さん、作曲家・音楽プロデューサー、68歳。
17日、堀和久さん、作家、87歳。
20日国友やすゆきさん、漫画家、65歳。
23日、ゲイリー・カーツさん、映画プロデューサー、78歳。
   「スター・ウォーズ」(77)と「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」(80)を手がけた。
23日、宮田光さん、俳優、87歳。
27日、志水正義さん、俳優、60歳。
27日、小野竜之助さん、脚本家、84歳。
27日、マーティー・バリンさん、ジェファーソン・エアプレインの創設者でリードボーカル、76歳。
28日、渚ようこさん、歌手、生年月日は非公表で享年不詳。
29日、オーティス・ラッシュさん、米ブルースギタリスト・シンガー、84歳。


10月

1日、シャルル・アズナブールさん、フランスを代表するシャンソン歌手、94歳。
1日、三遊亭小金馬さん、落語家、69歳。
4日、古川卓巳さん、映画監督、101歳。
6日、モンセラート・カバリエさん、世界的に有名なスペイン人ソプラノ歌手、85歳。
6日、スコット・ウィルソンさん、俳優、、76歳。
8日、輪島博さん、大相撲の第54代横綱、70歳。
12日、小杉武久さん、作曲家・演奏家、80歳。
14日、松永武さん、北九州市門司区の映画資料室「松永文庫」室長、83歳
   60年以上にわたって収集したポスターなどの映画資料を公開し、話題作のロケも多い「映画の街・北九州」の文化を支えてきた。
15日、石川球太さん、漫画家、78歳。
15日、ポール・アレンさん、米マイクロソフトの共同創業者、65歳。
17日、辻谷耕史さん、声優・音響監督、56歳。
17日、田中信夫さん、声優、83歳。
18日、長部日出雄さん、作家、84歳。
19日、穂積隆信さん、俳優、87歳。
19日、下村脩さん、米ボストン大名誉教授・ノーベル化学賞、90歳。
19日、木村圭市郎さん、アニメーター、80歳。
20日芦田淳さん、ファッションデザイナー、88歳。
21日、西澤潤一さん、元東北大学長、92歳。
   「静電誘導トランジスタ(SIT)」を発明。半導体レーザーや光ファイバーなど光通信の基礎的な技術も開発。
22日、ジルベルト・ベネトンさん、「ユナイテッド・カラーズ・オブ・ベネトン」の創業者の一人、77歳。
23日、うげっぱ(U.G.E)さん、漫画家、44歳。
24日、三笑亭笑三さん、落語家、92歳。
24日、トニー・ジョー・ホワイトさん、米シンガー・ソングライター、75歳。
27日、角替和枝さん、劇団東京乾電池の俳優、64歳。
27日、あさぎり夕さん、漫画家・小説家、62歳。
27日、江波杏子さん、俳優、76歳。
29日、森田雄三さん、演出家、72歳。
   80年からイッセー尾形さんの一人芝居の演出を長く手がけた。
30日、水野良太郎さん、漫画家・イラストレーター、82歳。
30日、金楊さん、香港の著名小説家、94歳。


11月

6日、後藤哲夫さん、声優・俳優、68歳。
7日、フランシス・レイさん、フランスの作曲家、86歳。
12日、スタン・リーさん、マーベル・コミックの巨匠、95歳。
13日、成田賢さん、歌手、73歳。
14日、佐山雅弘さん、ジャズピアニスト、64歳。
25日、前田憲男さん、ジャズピアニスト、83歳。
25日、宮崎晃さん、映画監督・脚本家、84歳。
25日、中邨靖夫さん、アニメーター、78歳。
25日、長谷邦夫さん、漫画家、81歳。
25日、グロリア・カッツさん、脚本家、76歳。
26日、高取英さん、劇作家・劇団「月蝕歌劇団」代表、66歳。
26日、ベルナルド・ベルトルッチさん、イタリアの映画監督、77歳。
27日、辻村真人さん、声優、88歳。
28日、勝谷誠彦さん、コラムニスト、57歳。
29日、赤木春恵さん、俳優、94歳。
29日、川崎優さん、作曲家、94歳。


12月

3日、大中恩さん、作曲家、94歳。
8日、リュドミラ・アレクセーエワさん、ロシアの著名な人権活動家、91歳。
10日、鎌田ジョージさん、ギタリスト、58歳。
12日、山本清一さん、山本瓦工業会長、86歳。
   東大寺大仏殿(奈良市)、姫路城(兵庫県姫路市)などの修理に棟梁(とうりょう)として携わった。
13日、ナンシー・ウィルソンさん、ジャズ歌手、81歳。
14日、ジョー・オズボーンさん、ベーシスト、81歳。
15日、三遊亭小円朝さん、落語家、49歳。
16日、コリン・クロルさん、34歳。
   ショートムービー共有SNSVine」やクイズアプリ「HQ Trivia」の共同設立者。
17日、杉紀彦さん、作詞家、81歳。 
17日、ペニー・マーシャルさん、俳優・映画監督、75歳。
18日、伊藤正男さん、東京大名誉教授・元理化学研究所脳科学総合研究センター所長、90歳。
   脳科学の世界的権威。
19日、石橋雅史さん、俳優・空手家、85歳。
26日、山木幸三郎さん、ジャズギタリスト・作曲家、87歳。
28日、藤田淑子さん、声優、68歳。
28日、アモス・オズさん、イスラエルの作家、79歳。

 

改めて、ご冥福をお祈りします。

 

2016(平成28)年度一般歳出決算を読む その19 防衛省

ここからは、防衛省所管の決算を見ていきます。

歳出–防衛省

防衛省所管合計

  •  歳出予算額: 5兆2420億円
  •  前年度繰越: 1751億円
  •  予備費使用: 481億円
  • 歳出予算現額: 5兆4651億円
  • 支出済額  : 5兆1556億円
  • 翌年度繰越 : 2069億円
  • 不用額   : 1027億円

予備費使用額の内訳は、熊本地震復旧等予備費469億円、予備費12億円」となっています。


防衛本省

  •  歳出予算額: 5兆0965億円
  •  前年度繰越: 1693億円
  •  予備費使用: 480億円
  • 歳出予算現額: 5兆3138億円
  • 支出済額  : 5兆0220億円
  • 翌年度繰越 : 1997億円
  • 不用額   : 921億円
「防衛本省共通費」
  •  歳出予算額: 7824.83億円
  •  予備費使用: 50.65億円
  • 歳出予算現額: 7875.49億円
  • 支出済額  : 7776.59億円

予備費使用額には、熊本地震復旧等予備費の38.89億円を含む」とあります。上に記した予備費12億円と合わせて、51億円、ということのようです。
「共通費」の中には「被服費(支出:123億円)」「糧食費(支出:347億円)」というものが含まれています。制服とか、車両・艦船への搭載食糧とか、でしょうか。よくわかりませんが。

 

自衛官給与費」
  •  歳出予算額: 1兆3905億円
  •  予備費使用: 11億円
  • 歳出予算現額: 1兆3916億円
  • 支出済額  : 1兆3897億円
  • 不用額   : 19.25億円
「武器車両等整備費」
  •  歳出予算額: 9183.39億円
  •  前年度繰越: 193.07億円
  •  予備費使用: 219.41億円
  • 歳出予算現額: 9595.87億円
  • 支出済額  : 9140.58億円
  • 翌年度繰越 : 351.33億円
  • 不用額   : 103.95億円

この中には「武器購入費(支出:1533億円)」「弾薬購入費(支出:1211億円)」「通信維持費(支出:2731億円)」などが含まれています。

 

「艦船整備費」
  • 歳出予算額: 1276.77億円
  • 支出済額 : 1251.84億円
  • 翌年度繰越: 22.78億円
  • 不用額  : 2.14億円
「航空機整備費」
  •  歳出予算額: 6491.69億円
  •  前年度繰越: 184.04億円
  •  予備費使用: 60.02億円
  • 歳出予算現額: 6735.76億円
  • 支出済額  : 6336.18億円
  • 翌年度繰越 : 315.11億円
  • 不用額   : 84.47億円
平成24年度甲Ⅲ型警備艦建造費」
  • 歳出予算額: 318.30億円
  • 支出済額 : 290.41億円
  • 不用額  : 27.90億円
平成24年度潜水艦建造費」
  • 歳出予算額: 144.78億円
  • 支出済額 : 139.38億円
  • 不用額  : 5.39億円
「平成25年度甲型警備艦建造費」
  • 歳出予算額: 349.29億円 …全額支出済
「平成25年度潜水艦建造費」
  • 歳出予算額: 96.56億円 …全額支出済
平成26年甲型警備艦建造費」
  • 歳出予算額: 169.77億円
  • 支出済額 : 169.77億円
  • 不用額  : 19万円
平成26年度潜水艦建造費」
  • 歳出予算額: 196.87億円 …全額支出済
平成27年度甲IV型警備艦建造費」
  • 歳出予算額: 91.05億円 …全額支出済
平成27年度潜水艦建造費」
  • 歳出予算額: 118.81億円 …全額支出済
平成28年度甲IV型警備艦建造費」
  • 歳出予算額: 1.65億円 …全額支出済
平成28年度潜水艦建造費」
  • 歳出予算額: 11.70億円 …全額支出済

これらの警備艦、潜水艦の建造費は複数年度に渡って支出されているもので、そのうちの2016年度分の支出、ということになります。
平成24年度分については、今年度(2016年度)で終了し、不用額が生じています。それ以降のものは、支出がまだ完了していない、ことになります。
「甲III型警備艦」の建造費は、当初予算額:1169.80億円。その後改定され、改定後の総額は1175.42億円。支出済総額が1146.73億円となり、28.69億円の不用額が生じています。
平成24年潜水艦」建造費については、当初予算額:559.56億円。改定によって減額され、あ改定後総額は、557.29億円。支出済総額は551.90億円、不用額は5.39億円、となっています。

 

在日米軍等駐留関連諸費」
  •  歳出予算額: 3735.87億円
  •  前年度繰越: 825.24億円
  • 歳出予算現額: 4561.11億円
  • 支出済額  : 3549.20億円
  • 翌年度繰越 : 871.67億円
  • 不用額   : 140.23億円

これについては、中身を少し見ていくことにしていきます。

<駐留軍等労働者特別協定給与>

  • 歳出予算額: 1190.45億円 …全額支出済

<駐留軍等労働者地位協定給与>

  •  歳出予算額: 34.06億円
  •  流用減額 : -2.34億円
  • 歳出予算現額: 31.72億円
  • 支出済額  : 29.65億円
  • 不用額   : 2.07億円

<在沖縄米海兵隊グアム移転業務旅費>

  • 歳出予算額: 6836万円
  • 支出済額 : 5686万円
  • 不用額  : 1150万円

<在沖縄米海兵隊グアム移転業務庁費>

  • 歳出予算額: 2.47億円
  • 支出済額 : 2.31億円
  • 不用額  : 1582万円

<在沖縄米海兵隊グアム移転業務委託費>

  • 歳出予算額: 1.43億円
  • 支出済額 : 1.10億円
  • 不用額  : 3306万円

<在沖縄米海兵隊グアム移転事業費支出金>

  • 歳出予算額: 135.79億円 …全額支出済

在日米軍等駐留関連庁費>

  •  歳出予算額: 5.92億円
  •  前年度繰越: 1.04億円
  • 歳出予算現額: 6.96億円
  • 支出済額  : 5.66億円
  • 翌年度繰越 : 9065万円
  • 不用額   : 3913万円

<駐留軍等労働者福利費>

  •  歳出予算額: 216.75億円
  •  流用増額 : 2.34億円
  • 歳出予算現額: 219.09億円
  • 支出済額  : 218.90億円
  • 不用額   : 1938万円

<提供施設等整備費>

  •  歳出予算額: 980.36億円
  •  前年度繰越: 590.68億円
  • 歳出予算現額: 1571.04億円
  • 支出済額  : 1269.26億円
  • 翌年度繰越 : 277.87億円
  • 不用額   : 23.90億円

<提供施設移設整備費>

  •  歳出予算額: 681.71億円
  •  前年度繰越: 226.25億円
  •  流用減額 : -7.01億円
  • 歳出予算現額: 900.95億円
  • 支出済額  : 230.77億円
  • 翌年度繰越 : 587.96億円
  • 不用額   : 82.22億円

<合衆国軍隊特別協定光熱水料等支出金>

  • 歳出予算額: 326.57億円 …全額支出済

<特別防衛施設周辺整備調整交付金

  •  歳出予算額: 148.43億円
  •  前年度繰越: 6.60億円
  • 歳出予算現額: 155.03億円
  • 支出済額  : 120.14億円
  • 翌年度繰越 : 4.31億円
  • 不用額   : 30.57億円

海兵隊のグアム移転に関する支出が、いろいろ出ています。グアム移転関係は約140億円、労働者給与・福利を合わせて約1400億円、施設整備と移設に約1600億円、といったところでしょうか。

 

独立行政法人 駐留軍等労働者労務管理機構運営費交付金
  • 歳出予算額: 30.92億円 …全額支出済
 
「防衛協力・交流等推進費」
  • 歳出予算額: 4.08億円
  • 支出済額 : 3.65億円
  • 不用額  : 4356万円
「南極地域観測事業費」
  • 歳出予算額: 61.19億円
  • 支出済額 : 58.98億円
  • 不用額  : 2.21億円
「防衛力基盤整備費」
  •  歳出予算額: 6917.07億円
  •  前年度繰越: 488.67億円
  •  予備費使用: 138.78億円
  • 歳出予算現額: 7544.52億円
  • 支出済額  : 6672.85億円
  • 翌年度繰越 : 435.65億円
  • 不用額   : 436.01億円

この中にも、様々な項目の支出が含まれています。主なものを見ておきます。

 

<予備隊員手当>

  • 歳出予算額: 48.07億円
  • 支出済額 : 44.83億円
  • 不用額  : 3.24億円

即応予備自衛官勤続報奨金>

  • 歳出予算額: 1.67億円
  • 支出済額 : 1.51億円
  • 不用額  : 1655万円

即応予備自衛官雇用企業給付金>

  • 歳出予算額: 14.50億円
  • 支出済額 : 13.84億円
  • 不用額  : 6613万円

<募集等庁費>

  • 歳出予算額: 29.52億円
  • 支出済額 : 29.28億円
  • 不用額  : 2324万円

<営舎費>

  •  歳出予算額: 687.72億円
  •  予備費使用: 10.99億円
  • 歳出予算現額: 698.71億円
  • 支出済額  : 666.87億円
  • 不用額   : 31.84億円

<教育訓練費>

  •  歳出予算額: 675.08億円
  •  前年度繰越: 1116万円
  •  予備費使用: 5.08億円
  • 歳出予算現額: 680.27億円
  • 支出済額  : 657.41億円
  • 翌年度繰越 : 1.97億円
  • 不用額   : 20.89億円

<油購入費>

  •  歳出予算額: 921.80億円
  •  予備費使用: 7.32億円
  • 歳出予算現額: 929.12億円
  • 支出済額  : 700.61億円
  • 翌年度繰越 : 16.41億円
  • 不用額   : 212.10億円

<提供施設等借料>

  • 歳出予算額: 1264.39億円
  • 支出済額 : 1261.71億円
  • 不用額  : 2.68億円

<医療費>

  •  歳出予算額: 143.44億円
  •  前年度繰越: 862万円
  •  予備費使用: 5.41億円
  • 歳出予算現額: 148.93億円
  • 支出済額  : 147.47億円
  • 不用額   : 1.46億円

<施設整備費>

  •  歳出予算額: 1127.42億円
  •  前年度繰越: 189.39億円
  •  予備費使用: 87.53億円
  • 歳出予算現額: 1404.33億円
  • 支出済額  : 1126.04億円
  • 翌年度繰越 : 220.46億円
  • 不用額   : 57.83億円

<教育施設等騒音防止対策事業費補助金

  •  歳出予算額: 471.26億円
  •  前年度繰越: 125.92億円
  • 歳出予算現額: 597.18億円
  • 支出済額  : 565.40億円
  • 翌年度繰越 : 30.40億円
  • 不用額   : 1.38億円

<施設周辺整備助成補助金

  •  歳出予算額: 251.59億円
  •  前年度繰越: 17.34億円
  • 歳出予算現額: 289.39億円
  • 支出済額  : 260.04億円
  • 翌年度繰越 : 23.67億円
  • 不用額   : 5.68億円

<特定防衛施設周辺整備調整交付金

  •  歳出予算額: 211.74億円
  •  前年度繰越: 8.38億円
  • 歳出予算現額: 220.12億円
  • 支出済額  : 214.27億円
  • 翌年度繰越 : 5.84億円
  • 不用額   : 0円

この「基盤整備費」には、様々な支出が含まれています。

以上が、防衛本省の歳出決算の主な項目になります。


歳出–防衛省–地方防衛局

地方防衛局

  •  歳出予算額: 191.55億円
  •  前年度繰越: 2188万円
  •  予備費使用: 1.10億円
  • 歳出予算現額: 192.87億円
  • 支出済額  : 186.89億円
  • 翌年度繰越 : 0円
  • 不用額   : 6.18億円

これはほぼ全てが人件費、庁費、施設費になっています。


歳出–防衛省–防衛装備庁

防衛装備庁

  •  歳出予算額: 1263.42億円
  •  前年度繰越: 57.43億円
  • 歳出予算現額: 1320.85億円
  • 支出済額  : 1149.50億円
  • 翌年度繰越 : 71.95億円
  • 不用額   : 99.40億円

 

「防衛装備庁共通費」
  • 歳出予算額: 177.14億円
  • 支出済額 : 171.93億円
  • 不用額  : 5.21億円
放射能調査研究費」
  • 歳出予算額: 8185万円
  • 支出済額 : 6222万円
  • 不用額  : 1962万円
「防衛力基盤整備費」
  •  歳出予算額: 1085.45億円
  •  前年度繰越: 57.43億円
  • 歳出予算現額: 1142.89億円
  • 支出済額  : 976.95億円
  • 翌年度繰越 : 71.95億円
  • 不用額   : 93.99億円

これも、内容を少し見ておきましょう。

 

<装備品取得等業務効率化推進庁費>

  • 歳出予算額: 10.93億円
  • 支出済額 : 9.86億円
  • 不用額  : 1.07億円

<試験研究費>

  •  歳出予算額: 537.99億円
  •  前年度繰越: 19.71億円
  •  流用減額 : -6.13億円
  • 歳出予算現額: 551.57億円
  • 支出済額  : 455.73億円
  • 翌年度繰越 : 12.52億円
  • 不用額   : 83.32億円

<試作品費>

  •  歳出予算額: 486.46億円
  •  前年度繰越: 35.85億円
  • 歳出予算現額: 522.31億円
  • 支出済額  : 469.91億円
  • 翌年度繰越 : 48.57億円
  • 不用額   : 3.84億円

<施設整備費>

  •  歳出予算額: 14.19億円
  •  前年度繰越: 1.80億円
  • 歳出予算現額: 15.99億円
  • 支出済額  : 10.50億円
  • 翌年度繰越 : 4.33億円
  • 不用額   : 1.17億円

「試験研究費」の流用減額は、「試験評価施設の用地を購入する必要が生じたため」という理由で、当初予算になかった「不動産購入費」と「移転等補償金」の項目が立てられて、そこに6.13億円が当てられています。

以上が、防衛装備庁の歳出決算の主な項目になります。

ここまでが、防衛省所管の歳出決算になります。

 

この後は、「一般会計国の債務に関する計算書」が続きます。様々な支出項目について、「既往年度からの繰越債務額」「本年度の債務消滅額」「本年度の債務負担額中翌年度への繰越債務額」「翌年度への繰越債務額」の数字がずらずらと並んでいて、これがどういうものか、僕にはちょっと分かりません。

最後には参考資料として、「国債増減額調」「国債償還額及び利子支払額表」「各年度末国債等現在額及び増減比較表」「貨幣回収準備資金の増減及び現在額計算書」というものがついています。これにて、「2016(平成28)年度一般会計歳出決算書」は終わりとなります。

 

読み始めてすぐに、「項目の列挙だけでは、具体的に何に支出されたかは、なかなかわからないな」とは思ったのですが、中には「こんな項目があるんだ」と思える項目もあったりして、その点では興味深かったな、と思います。

それに、項目についてあれこれ見ていくうちに、官庁のホームページには様々な資料、データが公表されていることにも気づけて良かったかな、と。それぞれの省庁に、読みがいのある資料がいろいろありそうです。

 

それにしても、一人で読んでみて、半年もかかってしまいました(笑)。

決算には、補正予算で追加された(または減額された)金額も含んでいますので、結果的に歳入103兆円(当初97兆円)、歳出98兆円(当初97兆円)ということになっています。決算的には100兆円を超えている、という。

 

気になる項目を見つけたりしたのなら、細かく追っていくのもいいのかも、と思います。一人で全項目の精査なんて、仕事をしながらじゃできる訳ない、ということもよく分かりました。

 

とりあえず、一般会計の決算項目はここまで、ということになります。今後どうなるか分かりませんが、2017年度、2018年度の「決算」も、追いかけることができたらいいな、とは思ってます。

 

2016(平成28)年度一般会計決算を読む その18 環境省

歳出–環境省

ここからは、環境省の決算を見ていくことにします。

環境省所管合計

  •  歳出予算額: 4429.10億円
  •  前年度繰越: 635.34億円
  •  予備費使用: 340.29億円
  • 歳出予算現額: 5404.74億円
  • 支出済額  : 4142.42億円
  • 翌年度繰越 : 1143.65億円
  • 不用額   : 118.66億円

予備費使用額は、熊本地震復旧等予備費の使用である」と記載されています。


環境本省

  •  歳出予算額: 3966.43億円
  •  前年度繰越: 634.81億円
  •  予備費使用: 340.29億円
  • 歳出予算現額: 4941.54億円
  • 支出済額  : 3688.12億円
  • 翌年度繰越 : 1141.31億円
「環境本省共通費」
  • 歳出予算額: 126.53億円
  • 支出済額 : 123.25億円
  • 不用額  : 3.28億円
地球温暖化対策推進費」
  • 歳出予算額: 6.11億円
  • 支出済額 : 5.77億円
  • 不用額  : 3372万円

「石油石炭税財源エネルギー需給構造高度化対策費エネルギー対策特別会計へ繰入」
  • 歳出予算額: 1408.43億円 …全額支出済
「地球環境保全等試験研究費」
  • 歳出予算額: 1.02億円
  • 支出済額 : 1.01億円
  • 不用額  : 96万円
「地球環境保全費」
  • 歳出予算額: 23.97億円
  • 支出済額 : 22.71億円
  • 不用額  : 1.25億円

この中には「経済協力開発機構等拠出金(支出:9.81億円)」などが含まれています。

「大気・水・土壌環境等保全費」
  •  歳出予算額: 85.62億円
  •  前年度繰越: 26.02億円
  • 歳出予算現額: 111.64億円
  • 支出済額  : 81.26億円
  • 翌年度繰越 : 26.52億円
  • 不用額   : 3.87億円

このなかには「不発弾廃棄処理業務庁費(支出:8.64億円)」、「環境保全調査費(支出:34.43億円)」、「地域環境保全対策費補助金(支出:28.70億円)」などが含まれています。

放射能調査研究費」
  • 歳出予算額: 1.44億円
  • 支出済額 : 1.39億円
  • 不用額  : 533万円
「廃棄物・リサイクル対策推進費」
  •  歳出予算額: 529.01億円
  •  前年度繰越: 113.46億円
  •  予備費使用: 340.29億円
  • 歳出予算現額: 982.76億円
  • 支出済額  : 548.46億円
  • 翌年度繰越 : 414.26億円
  • 不用額   : 20.04億円

この中には「災害等廃棄物処理事業費補助金」という項目があります。最大の支出項目となっています。

<災害等廃棄物処理事業費補助金

  •  歳出予算額: 392.82億円
  •  前年度繰越: 26.53億円
  •  予備費使用: 335.08億円
  • 歳出予算現額: 754.44億円
  • 支出済額  : 352.23億円
  • 翌年度繰越 : 388.06億円
  • 不用額   : 14.15億円

その他、「中間貯蔵・環境安全事業株式会社出資金(支出:30億円)」も含まれています。


廃棄物処理施設整備費」
  •  歳出予算額: 868.12億円
  •  前年度繰越: 424.01億円
  • 歳出予算現額: 1292.13億円
  • 支出済額  : 733.26億円
  • 翌年度繰越 : 524.25億円
  • 不用額   : 34.61億円

この中で最大のものは「循環型社会形成推進交付金(支出:687億円)」となっています。

「北海道開発事業費––循環型社会形成推進交付金
  •  歳出予算額: 25.42億円
  •  前年度繰越: 7.57億円
  • 歳出予算現額: 32.99億円
  • 支出済額  : 26.36億円
  • 翌年度繰越 : 6.48億円
  • 不用額   : 1504万円
「離島振興事業費––循環型社会形成推進交付金
  • 歳出予算額: 14.18億円
  • 支出済額 : 11.73億円
  • 翌年度繰越: 2.37億円
  • 不用額  : 795万円
「沖縄開発事業費––循環型社会形成推進交付金
  •  歳出予算額: 17.66億円
  •  前年度繰越: 9.67億円
  • 歳出予算現額: 27.33億円
  • 支出済額  : 19.23億円
  • 翌年度繰越 : 7.99億円
  • 不用額   : 1094万円
生物多様性保全等推進費」
  •  歳出予算額: 57.55億円
  •  前年度繰越: 8.86億円
  • 歳出予算現額: 66.40億円
  • 支出済額  : 49.34億円
  • 翌年度繰越 : 7.95億円
  • 不用額   : 9.12億円
「沖縄振興公共投資交付金
  •  歳出予算額: 855万円
  •  前年度繰越: 576万円
  • 歳出予算現額: 1431万円
  • 支出済額  : 678万円
  • 翌年度繰越 : 724万円
  • 不用額   : 29万円
「自然公園等事業費」
  •  歳出予算額: 182.02億円
  •  前年度繰越: 25.70億円
  • 歳出予算現額: 207.72億円
  • 支出済額  : 75,35億円
  • 翌年度繰越 : 127.87億円
  • 不用額   : 4.50億円
「化学物質対策推進費」
  • 歳出予算額: 15.46億円
  • 支出済額 : 13.45億円
  • 不用額  : 2.02億円

この中には「老朽化化学兵器廃棄処理業務庁費(支出:8258万円)」などが含まれています。

「環境保健対策推進費」
  •  歳出予算額: 172.66億円
  •  前年度繰越: 8952万円
  • 歳出予算現額: 173.55億円
  • 支出済額  : 159.60億円
  • 翌年度繰越 : 1.59億円
  • 不用額   : 12.36億円

この中には「水俣病総合対策費補助金(支出:106.42億円)」「水俣病対策地方債償還費補助金(支出:28.28億円)」が含まれています。他には「公害健康被害補償給付支給事務費交付金(支出:10.96億円)」など。

「公害健康被害補償納付金交付金
  • 歳出予算額: 78.15億円
  • 支出済額 : 78.13億円
  • 不用額  : 244万円
「環境・経済・社会の総合的向上費」
  • 歳出予算額: 9.13億円
  • 支出済額 : 8.61億円
  • 不用額  : 5218万円
環境政策基盤整備費」
  •  歳出予算額: 70.32億円
  •  前年度繰越: 2.10億円
  • 歳出予算現額: 72.41億円
  • 支出済額  : 67.28億円
  • 翌年度繰越 : 0円
  • 不用額   : 5.13億円
「環境調査研究所」
  • 歳出予算額: 12.30億円
  • 支出済額 : 11.70億円
  • 不用額  : 5980万円

これには人件費等が含まれています。

独立行政法人 環境再生保全機構運営費」
  • 歳出予算額: 17.63億円 …全額支出済
「国立研究開発法人 国立環境研究所運営費交付金
  • 歳出予算額: 129.97億円 …全額支出済
「環境研究総合推進費」
  • 歳出予算額: 49.97億円
  • 支出済額 : 49.40億円
  • 不用額  : 5659万円
石綿健康被害救済事務費労働保険特別会計へ繰入」
  • 歳出予算額: 9266万円 …全額支出済
「自然公園等事業工事諸費」
  •  歳出予算額: 4.59億円
  •  前年度繰越: 881万円
  • 歳出予算現額: 4.68億円
  • 支出済額  : 4.01億円
  • 翌年度繰越 : 1560万円
  • 不用額   : 5187万円
廃棄物処理施設災害復旧事業費補助」
  •  歳出予算額: 32.30億円
  •  前年度繰越: 3.31億円
  • 歳出予算現額: 35.61億円
  • 支出済額  : 17.64億円
  • 翌年度繰越 : 8.06億円
  • 不用額   : 9.91億円
「自然公園等施設災害復旧事業費」
  • 歳出予算額: 8.17億円
  • 支出済額 : 0円 …支出がありません
  • 翌年度繰越: 6.37億円
  • 不用額  : 1.80億円

ここまでが、環境本省の歳出決算の主な項目になります。


歳出–環境省地方環境事務所

地方環境事務所

  •  歳出予算額: 58.79億円
  •  前年度繰越: 2479万円
  • 歳出予算現額: 59.04億円
  • 支出済額  : 55.10億円
  • 翌年度繰越 : 2.34億円
  • 不用額   : 1.60億円
地方環境事務所共通費」
  •  歳出予算額: 36.22億円
  •  前年度繰越: 2479万円
  • 歳出予算現額: 36.47億円
  • 支出済額  : 35.91億円
  • 翌年度繰越 : 0円
  • 不用額   : 5543万円
「地方環境対策費」
  • 歳出予算額: 21.86億円
  • 支出済額 : 18.91億円
  • 翌年度繰越: 1.93億円
  • 不用額  : 1.01億円

以上が、地方環境事務所の主な支出項目になります。


歳出–環境省原子力規制委員会

原子力規制委員会

  •  歳出予算額: 403.88億円
  •  前年度繰越: 2808万円
  • 歳出予算現額: 404.16億円
  • 支出済額  : 399.21億円
  • 翌年度繰越 : 0円
  • 不用額   : 4.95億円
原子力規制委員会共通費」
  • 歳出予算額: 39.11億円
  • 支出済額 : 38.36億円
  • 不用額  : 7477万円
原子力安全確保費」
  • 歳出予算額: 39.74億円
  • 支出済額 : 36.56億円
  • 不用額  : 3.17億円
放射能調査研究費」
  •  歳出予算額: 7.04億円
  •  前年度繰越: 2808万円
  • 歳出予算現額: 7.32億円
  • 支出済額  : 6.29億円
  • 翌年度繰越 : 0円
  • 不用額   : 1.03億円
電源開発促進税財源電源利用対策及原子力安全規制対策費エネルギー対策特別会計へ繰入」
  • 歳出予算額: 318億円 …全額支出済

以上が、原子力規制委員会の主な歳出項目になります。支出額の総額のうち、約80%が「特別会計へ繰入」されています。これは「原子力安全規制対策費」ということで、規制委員会の歳出として計上されているのでしょうが、なんかちょっとスッキリしません。特別会計を見る必要があるのかも知れません。


ここまでが、環境省所管の歳出決算になります。

 

2016(平成28)年度一般会計決算を読む その17 国土交通省

歳出–国土交通省所管

ここからは、国土交通省の歳出決算を見ていきます。ここもまた、歳出内容は多岐に渡ります。

国土交通省所管合計

  •  歳出予算額: 7兆2226億円
  •  前年度繰越: 1兆6809億円
  •  予備費使用: 673億円
  • 歳出予算現額: 8兆9709億円
  • 支出済額  : 6兆5445億円
  • 翌年度繰越 : 2兆2634億円
  • 不用額   : 1630億円


予備費使用額については、「熊本地震復旧等予備費の使用額665億円、予備費の使用額8億円」という説明書きがあります。「熊本地震」関連以外での、予備費の使用がある、ということなんでしょう。

国土交通本省

  •  歳出予算額: 6兆5258億円
  •  前年度繰越: 1兆6570億円
  •  予備費使用: 480.26億円
  • 歳出予算現額: 8兆2308億円
  • 支出済額  : 5兆8673億円
  • 翌年度繰越 : 2兆2211億円
  • 不用額   : 1424億円

 

「国土交通本省共通費」
  • 歳出予算額: 1239.10億円
  • 支出済額 : 1213.34億円
  • 不用額  : 25.77億円

「住宅対策事業費–公営住宅整備費等補助」
  •  歳出予算額: 115.50億円
  •  前年度繰越: 8.85億円
  • 歳出予算現額: 124.35億円
  • 支出済額  : 23.94億円
  • 翌年度繰越 : 100.22億円 …予算額の大半が繰り越されています
  • 不用額   : 1834万円

「住宅対策諸費」
  •  歳出予算額: 382.34億円
  •  予備費使用: 1.27億円
  • 歳出予算現額: 383.60億円
  • 支出済額  : 376.73億円
  • 不用額   : 6.87億円

 

この中には「優良住宅整備促進等事業費補助」「独立行政法人都市再生機構出資金」などが含まれています。


「住宅市場整備推進費」
  • 歳出予算額: 372.28億円
  • 支出済額 : 369.84億円
  • 不用額  : 3.44億円


この中には「住宅市場安定化対策費補助金」「住宅市場整備推進等事業費補助金」などが含まれています。これは、どこに支出されているんでしょうか?


「総合的バリアフリー推進費」
  • 歳出予算額: 4038万円 …少ない
  • 支出済額 : 3536万円
  • 不用額  : 502万円


これは主に「調査費」として支出されています。


「海洋環境対策費」
  • 歳出予算額: 1.58億円
  • 支出済額 : 1.37億円
  • 不用額  : 2115万円


これも「調査費」がメインですね。


「港湾環境整備事業費」
  •  歳出予算額: 60.16億円
  •  前年度繰越: 6.33億円
  • 歳出予算現額: 66.49億円
  • 支出済額  : 38.45億円
  • 翌年度繰越 : 28.04億円
  • 不用額   : 216円 …???


この中では「港湾廃棄物処理施設整備事業費補助」が大半になっています。


「道路環境対策費」
  • 歳出予算額: 12.70億円
  • 支出済額 : 9.82億円
  • 翌年度繰越: 2.49億円
  • 不用額  : 3846万円


この中の大半は「低公害車普及促進等対策費補助金」になっています。あ、そっち、とか思ったり。


「道路環境改善事業費」
  •  歳出予算額: 1359.99億円
  •  前年度繰越: 411.29億円
  • 歳出予算現額: 1771.28億円
  • 支出済額  : 1332.00億円
  • 翌年度繰越 : 438.97億円
  • 不用額   : 2995万円


この中身は主に「沿道環境改善事業費(支出:1038億円)」「無電柱化推進事業費(支出:292億円)」になります。


「水資源対策費」
  • 歳出予算額: 1.70億円
  • 支出済額 : 1.59億円
  • 不用額  : 1084万円


これも基本的には「調査費」となっています。


「緑地環境対策費」
  • 歳出予算額: 1.56億円
  • 支出済額 : 1.56億円
  • 不用額  : 5万円


これはほとんどが「明日香村歴史的風土創造的活用事業交付金」に支出されています。「創造的活用」って、何でしょうか。


国営公園事業費」
  •  歳出予算額: 229.74億円
  •  前年度繰越: 12.44億円
  • 歳出予算現額: 242.18億円
  • 支出済額  : 189.57億円
  • 翌年度繰越 : 52.11億円
  • 不用額   : 4940万円


これは国営公園の維持管理費がメインになっています。


「都市水環境整備事業費」
  •  歳出予算額: 230.90億円
  •  前年度繰越: 84.98億円
  • 歳出予算現額: 315.87億円
  • 支出済額  : 231.31億円
  • 翌年度繰越 : 79.67億円
  • 不用額   : 4.90億円


この中には「総合水系環境整備事業費」「河川都市基盤整備事業費」が含まれています。


「下水道事業費」
  •  歳出予算額: 50.80億円
  •  前年度繰越: 5.95億円
  • 歳出予算現額: 56.74億円
  • 支出済額  : 54.48億円
  • 翌年度繰越 : 4334万円 …かなり減っています
  • 不用額   : 1.82億円


これもメインは「調査費」になっています。


地球温暖化防止等対策費」
  •  歳出予算額: 118.71億円
  •  前年度繰越: 116.56億円
  • 歳出予算現額: 235.27億円
  • 支出済額  : 78.58億円
  • 翌年度繰越 : 83.77億円
  • 不用額   : 72.91億円

 

これは主に「住宅・建築物環境対策事業費補助金(支出:69億円)」として支出されています。その他には「調査費」、「環境対応住宅普及促進対策費補助金」などがあります。「不用額を生じたのは、事業規模の縮小により事業計画の変更があったので」と記述されています。


「住宅防災事業費」
  •  歳出予算額: 1419.20億円
  •  前年度繰越: 991.27億円
  • 歳出予算現額: 2410.47億円
  • 支出済額  : 1189.53億円
  • 翌年度繰越 : 1007.85億円
  • 不用額   : 213.09億円


これは全額「住宅市街地総合整備促進事業費補助」となっています。


「水害・土砂災害対策費」
  • 歳出予算額: 2.66億円
  • 支出済額 : 2.53億円
  • 不用額  : 1388万円


これもメインは「調査費」になっています。


「河川整備事業費」
  •  歳出予算額: 4868.63億円
  •  前年度繰越: 1479.56億円
  •  予備費使用: 22.63億円
  • 歳出予算現額: 6370.82億円
  • 支出済額  : 5002.04億円
  • 翌年度繰越 : 1358.57億円
  • 不用額   : 10.21億円

「多目的ダム建設事業費」
  •  歳出予算額: 654.97億円
  •  前年度繰越: 124.24億円
  • 歳出予算現額: 779.22億円
  • 支出済額  : 595.23億円
  • 翌年度繰越 : 183.63億円
  • 不用額   : 3523万円


この中には「利根川八ッ場ダム建設費」「渡川中筋川総合開発建設費」「大分川ダム」その他のダムの建設費が計上されています。


「総合流域防災事業費」
  •  歳出予算額: 75.24億円
  •  前年度繰越: 27.25億円
  • 歳出予算現額: 102.49億円
  • 支出済額  : 90.11億円
  • 翌年度繰越 : 11.91億円
  • 不用額   : 4729万円

「砂防事業費」
  •  歳出予算額: 937.93億円
  •  前年度繰越: 294.19億円
  • 歳出予算現額: 1232.12億円
  • 支出済額  : 920.20億円
  • 翌年度繰越 : 308.89億円
  • 不用額   : 3.03億円

「災害対策等緊急事業推進費」
  •  歳出予算額: 143.18億円
  •  前年度繰越: 78.00億円
  • 歳出予算現額: 221.17億円
  • 支出済額  : 90.37億円
  • 翌年度繰越 : 84.52億円
  • 不用額   : 46.29億円

「海岸事業費」
  •  歳出予算額: 245.33億円
  •  前年度繰越: 65.39億円
  • 歳出予算現額: 310.72億円
  • 支出済額  : 235.13億円
  • 翌年度繰越 : 74.20億円
  • 不用額   : 1.38億円

「公共交通等安全対策費」
  •  歳出予算額: 19.85億円
  •  前年度繰越: 5.27億円
  •  予備費使用: 10.09億円
  • 歳出予算現額: 35.21億円
  • 支出済額  : 33.47億円
  • 不用額   : 1.73億円

独立行政法人航空大学校運営費交付金
  • 歳出予算額: 21.12億円 …全額支出済

「鉄道安全対策事業費」
  •  歳出予算額: 110.31億円
  •  前年度繰越: 26.14億円
  • 歳出予算現額: 136.45億円
  • 支出済額  : 77.16億円
  • 翌年度繰越 : 52.86億円
  • 不用額   : 6.43億円

「道路交通安全対策費」
  • 歳出予算額: 3.00億円
  • 支出済額 : 2.94億円
  • 不用額  : 603万円


これは主に「調査費」ということになります。


「道路交通安全対策事業費」
  •  歳出予算額: 4815.41億円
  •  前年度繰越: 771.38億円
  •  予備費使用: 6.70億円
  • 歳出予算現額: 5593.49億円
  • 支出済額  : 4429.43億円
  • 翌年度繰越 : 1156.58億円
  • 不用額   : 7.49億円


この中では、「道路維持管理費」に2526億円が支出されています。他には「交通事故重点対策道路事業費(支出:984億円)」「道路交通安全施設等整備事業費(支出:532億円)」などが含まれています。


「総合的物流体系整備推進費」
  •  歳出予算額: 22.77億円
  •  前年度繰越: 13.82億円
  • 歳出予算現額: 36.60億円
  • 支出済額  : 34.51億円
  • 翌年度繰越 : 1.36億円
  • 不用額   : 7192万円


この中には「国際戦略港湾競争力強化対策事業費補助金」「総合的物流体系整備推進調査費」などが含まれています。その他に「老朽化化学兵器廃棄処理業務旅費」「老朽化化学兵器廃棄処理業務庁費」というものも含まれています。老朽化化学兵器


「港湾事業費」
  •  歳出予算額: 2097.56億円
  •  前年度繰越: 367.09億円
  •  予備費使用: 8694万円
  • 歳出予算現額: 2465.52億円
  • 支出済額  : 2057.02億円
  • 翌年度繰越 : 407.20億円
  • 不用額   : 1.31億円


これは「港湾改修費」が支出の殆どを占めています(支出:1732億円)。


「地域連携道路事業費」
  •  歳出予算額: 6481.01億円
  •  前年度繰越: 1921.33億円
  • 歳出予算現額: 8402.34億円
  • 支出済額  : 5687.30億円
  • 翌年度繰越 : 2705.72億円
  • 不用額   : 9.33億円


「不用額を生じたのは、地元との調整が難航したこと、契約価格が予定を下回ったこと等により」、とあります。


「沖縄北部連携促進特別振興対策特定開発事業推進費」
  •  歳出予算額: 25.71億円
  •  前年度繰越: 23.88億円
  • 歳出予算現額: 49.59億円
  • 支出済額  : 31.84億円
  • 翌年度繰越 : 17.70億円
  • 不用額   : 403万円

整備新幹線整備事業費補助」
  •  歳出予算額: 754.50億円
  •  前年度繰越: 471.24億円
  • 歳出予算現額: 1225.74億円
  • 支出済額  : 719.48億円
  • 翌年度繰越 : 506.26億円
  • 不用額   : 0円

「空港整備事業費自動車安全特別会計へ繰入」
  •  歳出予算額: 196.31億円
  •  前年度繰越: 133.13億円
  • 歳出予算現額: 329.44億円
  • 支出済額  : 121.36億円
  • 翌年度繰越 : 146.00億円
  • 不用額   : 62.08億円

「北海道空港整備事業費自動車安全特別会計へ繰入」
  •  歳出予算額: 24.94億円
  •  前年度繰越: 14.52億円
  • 歳出予算現額: 39.46億円
  • 支出済額  : 12.30億円
  • 翌年度繰越 : 22.87億円
  • 不用額   : 4.29億円

「離島空港整備事業費自動車安全特別会計へ繰入」
  •  歳出予算額: 3.02億円
  •  前年度繰越: 4.01億円
  • 歳出予算現額: 7.03億円
  • 支出済額  : 3.77億円
  • 翌年度繰越 : 1.47億円
  • 不用額   : 1.78億円


他の「特別会計へ繰入」項目は、殆どの場合全額を特別会計へ繰入処理をしていますが、上の3つの項目は全額を繰り入れていなくて、しかも前年度からの繰越も、翌年度への繰越処理もされています。しかも「不用額を生じた理由」は、「特別会計において費用を要することが少なかったため」となっています。何なんでしょうか。


「航空機燃料税財源空港整備事業費自動車安全特別会計へ繰入」
  • 歳出予算額: 270.38億円 …全額支出済

「航空機燃料税財源北海道空港整備事業費自動車安全特別会計へ繰入」
  • 歳出予算額: 78.67億円 …全額支出済

「航空燃料税財源離島空港整備事業費自動車安全特別会計へ繰入」
  • 歳出予算額: 12.01億円 …全額支出済

「都市・地域づくり推進費」
  •  歳出予算額: 17.58億円
  •  前年度繰越: 1.34億円
  • 歳出予算現額: 18.93億円
  • 支出済額  : 15.99億円
  • 翌年度繰越 : 1.16億円
  • 不用額   : 1.78億円


この中には「調査費」「集落活性化推進事業費補助金」「集約都市形成支援事業費補助金」「国際競争力強化速っしん事業費補助金」「歴史的風致活用国際観光支援事業費補助金」などが含まれています。


「都市再生・地域再生整備事業費」
  •  歳出予算額: 383.60億円
  •  前年度繰越: 72.86億円
  •  予備費使用: 1.78億円
  • 歳出予算現額: 458.24億円
  • 支出済額  : 250.75億円
  • 翌年度繰越 : 177.45億円
  • 不用額   : 30.04億円

「鉄道網整備事業費」
  •  歳出予算額: 252.70億円
  •  前年度繰越: 123.58億円
  • 歳出予算現額: 376.28億円
  • 支出済額  : 229.69億円
  • 翌年度繰越 : 143.99億円
  • 不用額   : 2.60億円


この中には「都市鉄道利便増進事業費補助」「都市鉄道整備事業費補助」などが含まれています。


「地域公共交通維持・活性化推進費」
  •  歳出予算額: 241.87億円
  •  前年度繰越: 66.90億円
  • 歳出予算現額: 308.77億円
  • 支出済額  : 277.89億円
  • 翌年度繰越 : 20.70億円
  • 不用額   : 10.18億円

独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構運営費」
  • 歳出予算額: 2.66億円 …全額支出済

「道路交通円滑化事業費」
  •  歳出予算額: 2714.93億円
  •  前年度繰越: 664.59億円
  • 歳出予算現額: 3379.52億円
  • 支出済額  : 2289.88億円
  • 翌年度繰越 : 1087.88億円
  • 不用額   : 1.76億円

「地方創生基盤整備事業費推進費」
  • 歳出予算額: 229.27億円
  • 支出済額 : 148.08億円
  • 翌年度繰越: 80.65億円
  • 不用額  : 5408万円

「社会資本整備・管理効率化推進費」
  •  歳出予算額: 15.41億円
  •  前年度繰越: 6865万円
  • 歳出予算現額: 16.09億円
  • 支出済額  : 14.91億円
  • 翌年度繰越 : 5783万円
  • 不用額   : 5999万円

「国土調査費」
  •  歳出予算額: 106.44億円
  •  前年度繰越: 26.70億円
  • 歳出予算現額: 133.14億円
  • 支出済額  : 107.84億円
  • 翌年度繰越 : 24.22億円
  • 不用額   : 1.08億円


これは多くが「地籍調査費負担金」で占められています。


独立行政法人 海技教育機構運営費」
  • 歳出予算額: 74.06億円 …全額支出済

「沖縄振興公共投資交付金
  •  歳出予算額: 493.57億円
  •  前年度繰越: 260.31億円
  • 歳出予算現額: 753.88億円
  • 支出済額  : 536.51億円
  • 翌年度繰越 : 206.14億円
  • 不用額   : 11.23億円

「社会資本総合整備事業費」
  •  歳出予算額: 2兆2756億円
  •  前年度繰越: 6061億円
  • 歳出予算現額: 2兆8817億円
  • 支出済額  : 2兆0774億円
  • 翌年度繰越 : 8000億円
  • 不用額   : 43億円


この中で「防災・安全社会資本整備交付金」に、1兆2125億円が支出されています。事業内容も支出先もこれだけではわかりません。


「沖縄開発事業費」
  •  歳出予算額: 754.28億円
  •  前年度繰越: 253.48億円
  • 歳出予算現額: 1007.76億円
  • 支出済額  : 753.23億円
  • 翌年度繰越 : 247.73億円
  • 不用額   : 6.81億円

「離島振興費」
  •  歳出予算額: 58.08億円
  •  前年度繰越: 21.44億円
  • 歳出予算現額: 79.52億円
  • 支出済額  : 58.29億円
  • 翌年度繰越 : 16.79億円
  • 不用額   : 4.44億円

「離島振興事業費」
  •  歳出予算額: 355.12億円
  •  前年度繰越: 105.36億円
  • 歳出予算現額: 460.48億円
  • 支出済額  : 339.27億円
  • 翌年度繰越 : 120.67億円
  • 不用額   : 5374万円

「北海道開発事業費」
  •  歳出予算額: 4009.42億円
  •  前年度繰越: 261.61億円
  • 歳出予算現額: 4271.03億円
  • 支出済額  : 3864.12億円
  • 翌年度繰越 : 399.38億円
  • 不用額   : 7.53億円

「北海道特定特別総合開発事業推進費」
  • 歳出予算額: 41.16億円
  • 支出済額 : 40.45億円
  • 不用額  : 7062万円

「技術研究開発推進費」
  • 歳出予算額: 13.04億円
  • 支出済額 : 12.11億円
  • 不用額  : 9319万円

「科学技術イノベーション創造推進費」
  •  歳出予算額: 6.30億円
  •  前年度繰越: 7290万円
  • 歳出予算現額: 7.03億円
  • 支出済額  : 5.66億円
  • 翌年度繰越 : 1.20億円
  • 不用額   : 1644万円

「国立研究開発法人 土木研究所運営費」
  • 歳出予算額: 86.65億円 …全額支出済

「国立研究開発法人 建築研究所運営費」
  • 歳出予算額: 17.61億円 …全額支出済

 

「国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所運営費」
  • 歳出予算額: 52.77億円 …全額支出済

独立行政法人 自動車技術総合機構運営費」
  • 歳出予算額: 7.63億円 …全額支出済

「国際協力費」
  •  歳出予算額: 14.79億円
  •  前年度繰越: 1.00億円
  • 歳出予算現額: 15.79億円
  • 支出済額  : 14.41億円
  • 不用額   : 1.38億円 …翌年度繰越なし

「官庁営繕費」
  •  歳出予算額: 197.06億円
  •  前年度繰越: 69.67億円
  •  予備費使用: 31.55億円
  • 歳出予算現額: 298.29億円
  • 支出済額  : 193.38億円
  • 翌年度繰越 : 100.50億円
  • 不用額   : 4.41億円

「特定国有財産整備費」
  • 歳出予算額: 1.25億円
  • 支出済額 : 8794万円
  • 翌年度繰越: 3312万円
  • 不用額  : 355万円

「附帯工事費」
  •  歳出予算額: 209.98億円
  •  前年度繰越: 42.79億円
  • 歳出予算現額: 252.77億円
  • 支出済額  : 144.17億円
  • 翌年度繰越 : 37.68億円
  • 不用額   : 70.93億円


この中には「道路付属物等復旧費(支出:17億円)」というのが含まれています。


「受託工事費」
  •  歳出予算額: 664.94億円
  •  前年度繰越: 122.60億円
  • 歳出予算現額: 787.54億円
  • 支出済額  : 386.13億円
  • 翌年度繰越 : 163.90億円
  • 不用額   : 237.52億円


この「附帯工事費」「受託工事費」という項目については、全体の支出額のみが記されているだけで、具体的にどのような事物に対して支出されたのかは、読み取れません。もう少し細かい中身が知りたい、などと思いますが。


「河川等災害復旧事業費」
  •  歳出予算額: 2943.86億円
  •  前年度繰越: 701.34億円
  •  予備費使用: 285.08億円
  • 歳出予算現額: 3930.29億円
  • 支出済額  : 1636.26億円
  • 翌年度繰越 : 1860,53億円
  • 不用額   : 433.49億円

「有料道路災害復旧事業費」
  • 歳出予算額: 341.95億円
  • 支出済額 : 51.94億円
  • 翌年度繰越: 290.01億円
  • 不用額  : 0円

「住宅施設災害復旧事業費」
  • 歳出予算額: 26.88億円
  • 支出済額 : 4.70億円
  • 翌年度繰越: 20.99億円
  • 不用額  : 1.19億円

「河川等災害関連事業費」
  •  歳出予算額: 295.70億円
  •  前年度繰越: 165.18億円
  •  予備費使用: 120.28億円
  • 歳出予算現額: 581.16億円
  • 支出済額  : 204.35億円
  • 翌年度繰越 : 331.46億円
  • 不用額   : 45.35億円


この「河川等災害関連事業費」と上の「河川等災害復旧事業費」とは、どのような違いがあって、どのように振り分けられているのか、細かいことはわかりません。


自動車重量税業務取扱費自動車安全特別会計へ繰入」
  • 歳出予算額: 3.02億円
  • 支出済額 : 3.00億円
  • 不用額  : 143万円

「北海道農業生産基盤整備事業費食料安定供給等特別会計へ繰入」
  • 歳出予算額: 16.98億円
  • 支出済額 : 15.84億円
  • 不用額  : 1.14億円

「離島農業生産基盤整備事業費よく両安定供給特別会計へ繰入」
  •  歳出予算額: 8.08億円
  •  前年度繰越: 1.03億円
  • 歳出予算現額: 9.10億円
  • 支出済額  : 6.71億円
  • 翌年度繰越 : 2.05億円
  • 不用額   : 3387万円


ここまでが、国土交通省本省の決算報告になります。

 

 

歳出–国土交通省国土技術政策総合研究所


国土技術政策総合研究所

  •  歳出予算額: 54.41億円
  •  前年度繰越: 3347万円
  • 歳出予算現額: 54.74億円
  • 支出済額  : 48.09億円
  • 翌年度繰越 : 5.16億円
  • 不用額   : 1497万円

 

国土技術政策総合研究所共通費」
  • 歳出予算額: 30.93億円
  • 支出済額 : 30.65億円
  • 不用額  : 2834万円

「技術研究開発推進費」
  • 歳出予算額: 4.92億円
  • 支出済額 : 4.68億円
  • 不用額  : 2234万円

「治水海岸事業工事諸費」
  • 歳出予算額: 5.82億円
  • 支出済額 : 5.41億円
  • 不用額  : 4098万円

「道路整備事業工事諸費」
  • 歳出予算額: 5.15億円
  • 支出済額 : 4.68億円
  • 不用額  : 4693万円

「港湾空港整備事業工事諸費」
  • 歳出予算額: 2.03億円
  • 支出済額 : 2.00億円
  • 不用額  : 254万円


「技術研究推進費」以外の項目には、それぞれ「共通費」とは別に人件費が計上されています。分野別の専門職員がいる、ということでしょうか。「研究所」と名付けられていながら「工事諸費」などという項目があるとか、詳しくは、事業内容に当たってみる必要があります。

 

 

歳出–国土交通省国土地理院


国土地理院

  •  歳出予算額: 97.88億円
  •  前年度繰越: 5400万円
  •  予備費使用: 6.52億円
  • 歳出予算現額: 104.94億円
  • 支出済額  : 99.98億円
  • 翌年度繰越 : 6315億円
  • 不用額   : 4.33億円

国土地理院共通費」
  • 歳出予算額: 53.51億円
  • 支出済額 : 52.75億円
  • 不用額  : 7533万円

「災害情報整備推進費」
  • 歳出予算額: 5.06億円
  • 支出済額 : 4.81億円
  • 不用額  : 2575万円

地理空間情報整備・活用等推進費」
  •  歳出予算額: 34.43億円
  •  前年度繰越: 5400万円
  •  予備費使用: 6.52億円
  • 歳出予算現額: 41.49億円
  • 支出済額  : 38.21億円
  • 不用額   : 3.28億円


この他には、「技術研究開発推進費(支出:9181万円)」、「南極地域観測事業費(支出:3337万円)」などがあります。

 

 

歳出–国土交通省海難審判所


海難審判所

  • 歳出予算額: 8.78億円
  • 支出済額 : 8.70億円
  • 不用額  : 830万円

海難審判所共通費」
  • 歳出予算額: 8.51億円
  • 支出済額 : 8.44億円
  • 不用額  : 727万円

海難審判費」
  • 歳出予算額: 2688万円
  • 支出済額 : 2585万円
  • 不用額  : 103万円


海難審判所の項目は、以上になります。

 

 

歳出–国土交通省–地方整備局


地方整備局

  •  歳出予算額: 2432.97億円
  •  前年度繰越: 106.70億円
  •  予備費使用: 5.78億円
  • 歳出予算現額: 2545.45億円
  • 支出済額  : 2370.09億円
  • 翌年度繰越 : 110.39億円
  • 不用額   : 64.96億円

 

「地方整備局共通費」
  • 歳出予算額: 329.33億円
  • 支出済額 : 326.50億円
  • 翌年度繰越: 1.78億円
  • 不用額  : 1.04億円

「地方整備推進費」
  • 歳出予算額: 9.31億円
  • 支出済額 : 8.76億円
  • 不用額  : 5481万円

「治水海岸事業工事諸費」
  •  歳出予算額: 932.85億円
  •  前年度繰越: 40.83億円
  • 歳出予算現額: 973.68億円
  • 支出済額  : 903.02億円
  • 翌年度繰越 : 39.88億円
  • 不用額   : 30.77億円

「道路整備事業工事諸費」
  •  歳出予算額: 839.18億円
  •  前年度繰越: 46.41億円
  • 歳出予算現額: 885.59億円
  • 支出済額  : 822.73億円
  • 翌年度繰越 : 43.51億円
  • 不用額   : 19.35億円

「港湾空港整備事業工事諸費」
  •  歳出予算額: 188.69億円
  •  前年度繰越: 6.49億円
  • 歳出予算現額: 195.18億円
  • 支出済額  : 185.72億円
  • 翌年度繰越 : 6.82億円
  • 不用額   : 2.64億円

「都市環境整備事業工事諸費」
  •  歳出予算額: 105.81億円
  •  前年度繰越: 9.70億円
  • 歳出予算現額: 115.50億円
  • 支出済額  : 98.20億円
  • 翌年度繰越 : 9.69億円
  • 不用額   : 7.60億円

国営公園事業工事諸費」
  •  歳出予算額: 17.45億円
  •  前年度繰越: 7425万円
  • 歳出予算現額: 18.19億円
  • 支出済額  : 17.05億円
  • 翌年度繰越 : 5670万円
  • 不用額   : 5784万円

「河川等災害復旧事業等工事諸費」
  •  歳出予算額: 10.36億円
  •  前年度繰越: 2.53億円
  •  予備費使用: 5.78億円
  • 歳出予算現額: 18.67億円
  • 支出済額  : 8.09億円
  • 翌年度繰越 : 8.14億円
  • 不用額   : 2.43億円


以上が地方整備局の項目になりますが、「共通費」と「推進費」以外の各項目にも、それぞれ人件費(基本給、手当など)が計上されています。これも専任の職員を雇用している、ということなのでしょうか。

 

 

歳出–国土交通省北海道開発局


北海道開発局

  •  歳出予算額: 555.39億円
  •  前年度繰越: 17.99億円
  • 歳出予算現額: 573.38億円
  • 支出済額  : 529.18億円
  • 翌年度繰越 : 32.03億円
  • 不用額   : 21.17億円

北海道開発局共通費」
  • 歳出予算額: 89.71億円
  • 支出済額 : 89.12億円
  • 不用額  : 5886万円

「北海道治水海岸事業工事諸費」
  •  歳出予算額: 102.22億円
  •  前年度繰越: 3.55億円
  • 歳出予算現額: 105.77億円
  • 支出済額  : 99.11億円
  • 翌年度繰越 : 3.18億円
  • 不用額   : 3.48億円

「北海道道路整備事業工事諸費」
  •  歳出予算額: 186.99億円
  •  前年度繰越: 9.18億円
  • 歳出予算現額: 196.17億円
  • 支出済額  : 179.22億円
  • 翌年度繰越 : 8.96億円
  • 不用額   : 7.99億円

「北海道港湾空港整備事業工事諸費」
  •  歳出予算額: 34.05億円
  •  前年度繰越: 2833万円
  • 歳出予算現額: 3433億円
  • 支出済額  : 31.84億円
  • 翌年度繰越 : 3696万円
  • 不用額   : 2.12億円

「北海道都市環境整備事業工事諸費」
  •  前年度繰越: 16.31億円
  •  前年度繰越: 673万円
  • 歳出予算現額: 16.38億円
  • 支出済額  : 15.20億円
  • 翌年度繰越 : 1921万円
  • 不用額   : 9818万円

「北海道国営公園等事業工事諸費」
  • 歳出予算額: 8790万円
  • 支出済額 : 8298万円
  • 翌年度繰越: 246万円
  • 不用額  : 245万円

「北海道農業生産基盤整備事業等工事諸費」
  •  歳出予算額: 102.40億円
  •  前年度繰越: 3.96億円
  • 歳出予算現額: 106.36億円
  • 支出済額  : 97.33億円
  • 翌年度繰越 : 4.11億円
  • 不用額   : 4.92億円

「北海道災害復旧事業等工事諸費」
  •  歳出予算額: 9.90億円
  •  前年度繰越: 2180万円
  • 歳出予算現額: 10.12億円
  • 支出済額  : 3.04億円
  • 翌年度繰越 : 6.70億円
  • 不用額   : 3787万円


以上が北海道開発局の支出項目の主なものになります。これにも、それぞれの「工事諸費」の中に人件費が計上されています。

 

 

歳出–国土交通省地方運輸局


地方運輸局

  • 歳出予算額: 212.26億円
  • 支出済額 : 208.86億円
  • 翌年度繰越: 309万円
  • 不用額  : 3.37億円

地方運輸局共通費」
  • 歳出予算額: 199.44億円
  • 支出済額 : 197.88億円
  • 翌年度繰越: 309万円
  • 不用額  : 1.53億円

「地方運輸行政推進費」
  • 歳出予算額: 12.82億円
  • 支出済額 : 10.98億円
  • 不用額  : 1.84億円


この中には、事項別には「総合的なバリアフリー社会の形成の推進」「公共交通安全対策」「地域公共交通の維持・活性化の推進」などが含まれています。

 

 

歳出–国土交通省–地方航空局


地方航空局

  • 歳出予算額: 20.43億円
  • 支出済額 : 20.08億円
  • 不用額  : 3434万円

 

「地方航空局共通費」
  • 歳出予算額: 20.02億円
  • 支出済額 : 19.69億円
  • 不用額  : 3297万円

「地方航空行政推進費」
  • 歳出予算額: 4099万円
  • 支出済額 : 3962万円
  • 不用額  : 137万円


以上のように、地方航空局は人件費・庁費などの「共通費」が殆どとなっています。

 

 

歳出–国土交通省観光庁


観光庁

  •  歳出予算額: 408.95億円
  •  前年度繰越: 13.17億円
  •  予備費使用: 180.30億円
  • 歳出予算現額: 602.42億円
  • 支出済額  : 407.07億円
  • 翌年度繰越 : 123.62億円
  • 不用額   : 71.73億円

観光庁共通費」
  • 歳出予算額: 10.17億円
  • 支出済額 : 10.01億円
  • 不用額  : 1643万円

「観光振興費」
  •  歳出予算額: 282.71億円
  •  前年度繰越: 13.17億円
  •  予備費使用: 180.30億円
  • 歳出予算現額: 476.19億円
  • 支出済額  : 281.02億円
  • 翌年度繰越 : 123.62億円
  • 不用額   : 71.55億円

「沖縄北部連携促進特別振興事業費」
  • 歳出予算額: 6858万円
  • 支出済額 : 6692万円
  • 不用額  : 166万円

独立行政法人 国際観光振興機構運営費交付金
  • 歳出予算額: 115.37億円 …全額支出済


以上が観光庁の主な支出の項目になります。

 

 

歳出–国土交通省気象庁


気象庁

  •  歳出予算額: 591.95億円
  •  前年度繰越: 23.11億円
  • 歳出予算現額: 615.07億円
  • 支出済額  : 605.69億円
  • 翌年度繰越 : 1754万円
  • 不用額   : 9.20億円

「気象官署共通費」
  • 歳出予算額: 358.61億円
  • 支出済額 : 352.25億円
  • 翌年度繰越: 1219万円
  • 不用額  : 6.24億円

「観測予報等事業費」
  •  歳出予算額: 196.46億円
  •  前年度繰越: 7.07億円
  • 歳出予算現額: 203.53億円
  • 支出済額  : 201.13億円
  • 翌年度繰越 : 0円
  • 不用額   : 2.40億円


これには「静止気象衛星制作費(支出:54.34億円)」などが含まれています。


気象研究所
  • 歳出予算額: 25.86億円
  • 支出済額 : 25.71億円
  • 不用額  : 1486万円


これには、共通費と別に職員給与等人件費が含まれています。


「南極地域観測事業費」
  • 歳出予算額: 7935万円
  • 支出済額 : 7930万円
  • 不用額  : 5万円

「環境研究総合推進費」
  • 歳出予算額: 1.03億円
  • 支出済額 : 1.00億円
  • 不用額  : 315万円

「地球環境保全等試験研究費」
  • 歳出予算額: 2275万円
  • 支出済額 : 2255万円
  • 不用額  : 21万円

放射能調査研究費」
  • 歳出予算額: 6348万円
  • 支出済額 : 6337万円
  • 不用額  : 11万円


以上が気象庁の主な支出項目になります。

 


歳出–国土交通省運輸安全委員会


運輸安全委員会

  • 歳出予算額: 20.19億円
  • 支出済額 : 19.68億円
  • 不用額  : 5057万円


これはほとんどが人件費と庁費になります。それ以外だと「公共交通等安全対策調査費(支出:1.10億円)」があります。

 

 

歳出–国土交通省海上保安庁


海上保安庁

  •  歳出予算額: 2565.99億円
  •  前年度繰越: 76.92億円
  • 歳出予算現額: 2642.91億円
  • 支出済額  : 2463.81億円
  • 翌年度繰越 : 150.72億円
  • 不用額   : 28.38億円

海上保安官書共通費」
  • 歳出予算額: 1004.47億円
  • 支出済額 : 997.70億円
  • 不用額  : 6.77億円

「船舶交通安全及海上治安対策費」
  •  歳出予算額: 816.29億円
  •  前年度繰越: 18.99億円
  • 歳出予算現額: 835.28億円
  • 支出済額  : 758.65億円
  • 翌年度繰越 : 67.22億円
  • 不用額   : 9.41億円

「船舶建造費」
  •  歳出予算額: 660.13億円
  •  前年度繰越: 18.30億円
  • 歳出予算現額: 678.43億円
  • 支出済額  : 622.75億円
  • 翌年度繰越 : 50.81億円
  • 不用額   : 4.87億円

「航路標識整備事業費」
  •  歳出予算額: 57.32億円
  •  前年度繰越: 14.36億円
  • 歳出予算現額: 71.68億円
  • 支出済額  : 51.36億円
  • 翌年度繰越 : 18.30億円
  • 不用額   : 2.01億円

「航路標識整備事業工事諸費」
  •  歳出予算額: 4.13億円
  •  前年度繰越: 53万円
  • 歳出予算現額: 4.13億円
  • 支出済額  : 4.06億円
  • 翌年度繰越 : 122万円
  • 不用額   : 654万円


その他に、「航路標識災害復旧費(支出:2.91億円)」、「航路標識災害復旧等工事諸費(支出:949万円)」などがあります。


以上が海上保安庁の主な項目になります。


ここまでが、国土交通省所管の歳出決算の主な項目になります。

2016(平成28)年度一般会計決算を読む その16 経済産業省

ここからは、経済産業省の歳出決算を見ていきます。これもまた、多岐にわたります。

 

経済産業省所管合計

  •  歳出予算額: 1兆3421億円
  •  前年度繰越: 1543億円
  •  予備費使用: 546億円
  • 歳出予算現額: 1兆5510億円
  • 支出済額  : 1兆2588億円
  • 翌年度繰越 : 2483億円
  • 不用額   : 438億円

 

 

経済産業本省

  •  歳出予算額: 3616.21億円
  •  前年度繰越: 93.17億円
  • 歳出予算現額: 3709.38億円
  • 支出済額  : 3234.81億円
  • 翌年度繰越 : 401.82億円
  • 不用額   : 72.76億円

 

「経済産業本省共通費」
  •  歳出予算額: 446.49億円
  •  前年度繰越: 9504万円
  • 歳出予算現額: 447.44億円
  • 支出済額  : 436.53億円
  • 翌年度繰越 : 3904万円
  • 不用額   : 10.52億円

 

「産業・事業新陳代謝促進費」
  • 歳出予算額: 7.40億円
  • 支出済額 : 6.88億円
  • 不用額  : 5168万円

 

この中には「女性活躍推進基盤整備事業委託費」「同事業補助金」「中小企業新事業創出促進対策事業委託費」などの項目が含まれています。どういう事業なんですかね。

 

独立行政法人経済産業研究所運営費交付金
  • 歳出予算額:14.38億円 …全額支出済

 

「技術革新促進・環境整備費」
  •  歳出予算額: 170.96億円
  •  前年度繰越: 10.70億円
  • 歳出予算現額: 181.66億円
  • 支出済額  : 166.21億円
  • 翌年度繰越 : 11.02億円
  • 不用額   : 4.43億円

 

この中では、「産業技術実用化開発事業費補助金」に157億円が支出されています。

 

「登録免許税納付確認等事務費特許特別会計へ繰入」
  • 歳出予算額: 1770万円 …全額支出済

 

「国立研究開発法人・産業技術総合研究所運営費交付金
  • 歳出予算額: 653.48億円 …全額支出済

 

「国立研究開発法人・新エネルギー・産業技術総合開発機構運営費交付金
  • 歳出予算額: 93.93億円 …全額支出済

 

「基準認証政策推進費」
  • 歳出予算額: 29.43億円
  • 支出済額 : 27.92億円
  • 不用額  : 1.51億円

 

この中では「工業標準化推進事業委託費」に21.6億円が支出されています。

 

独立行政法人製品評価技術基盤機構運営費交付金
  • 歳出予算額: 70.30億円 …全額支出済

 

「経済産業統計調査費」
  • 歳出予算額: 12.72億円
  • 支出済額 : 11.09億円
  • 不用額  : 1.63億円

 

「ものづくり産業振興費」
  • 歳出予算額: 306.39億円
  • 支出済額 : 247.00億円
  • 翌年度繰越: 56.95億円
  • 不用額  : 2.44億円

 

この中には「医療研究開発推進事業費補助金」「中小企業経営支援等対策費補助金」などが含まれています。

 

「サービス産業強化費」
  •  歳出予算額: 9.10億円
  •  前年度繰越: 4.82億円
  • 歳出予算現額: 13.92億円
  • 支出済額  : 11.50億円
  • 翌年度繰越 : 0円
  • 不用額   : 2.42億円

 

「科学技術イノベーション創造推進費」
  • 歳出予算額: 99.76億円
  • 支出済額 : 99.46億円
  • 不用額  : 2978万円

 

この中には「国立研究開発法人・新エネルギー・産業技術総合開発機構一般勘定運営費交付金」というのが含まれていて、81億円が予算計上され、全額が支出されています。

 

「情報技術利活用促進・セキュリティ対策推進費」
  •  歳出予算額: 96.84億円
  •  前年度繰越: 11.19億円
  • 歳出予算現額: 108.04億円
  • 支出済額  : 91.58億円
  • 翌年度繰越 : 8.00億円
  • 不用額   : 8.46億円

 

独立行政法人情報処理推進機構一般勘定運営費交付金
  • 歳出予算額: 72.47億円 …全額支出済

 

「国際交渉・連携推進費」
  •  歳出予算額: 105.55億円
  •  前年度繰越: 6.95億円
  • 歳出予算現額: 112.50億円
  • 支出済額  : 90.62億円
  • 翌年度繰越 : 17.66億円
  • 不用額   : 4.22億円

 

この中には「新興国市場開拓等事業費補助金」「アジア太平洋経済協力拠出金」「東アジア経済統合研究協力拠出金」「日アセアン経済産業協力拠出金」など、補助金、拠出金が多く含まれています。

 

独立行政法人日本貿易振興機構運営費」
  • 歳出予算額: 281.76億円 …全額支出済

 

「海外市場開拓支援費」
  •  歳出予算額: 52.68億円
  •  前年度繰越: 1586万円
  • 歳出予算現額: 52.84億円
  • 支出済額  : 48.26億円
  • 不用額   : 4.58億円

 

この中には「政府開発援助海外経済協力事業委託費」「政府開発援助海外開発計画調査委託費」など、政府開発援助に関する支出が含まれています。

 

「貿易投資促進費」
  •  歳出予算額: 8.48億円
  •  前年度繰越: 12.90億円
  • 歳出予算現額: 21.38億円
  • 支出済額  : 8.41億円
  • 翌年度繰越 : 8.01億円
  • 不用額   : 4.96億円

 

この中には「国際博覧会出展事業委託費」というものがあり、8億円の予算計上がされていますが、ほぼ全額が翌年度に繰り越されています。「不用額:447円」とあるのが不思議。

 

「政府開発援助貿易再保険特別会計へ繰入」
  • 歳出予算額: 16億円 …全額支出済

 

独立行政法人日本貿易保険出資金」
  • 歳出予算額: 650億円 …全額支出済

 

「貿易管理費」
  •  歳出予算額: 5.44億円
  •  前年度繰越: 4.77億円
  • 歳出予算現額: 10.21億円
  • 支出済額  : 7.72億円
  • 翌年度繰越 : 0円
  • 不用額   : 2.49億円

 

 

「地域経済活性化対策費」
  •  歳出予算額: 38.18億円
  •  前年度繰越: 18.72億円
  • 歳出予算現額: 56.91億円
  • 支出済額  : 39.67億円
  • 翌年度繰越 : 9.72億円
  • 不用額   : 7.51億円

 

この中には「新産業集積創出基盤構築支援事業委託費」「地域新成長産業創出促進事業費補助金」などが含まれています。

 

「沖縄振興公共投資交付金
  • 歳出予算額: 3365万円
  • 支出済額 : 0円
  • 翌年度繰越: 2361万円
  • 不用額  : 1005万円

 

…これは何だろう? 

 

「工業用水道事業費」
  •  歳出予算額: 34.54億円
  •  前年度繰越: 9.17億円
  • 歳出予算現額: 43.71億円
  • 支出済額  : 20.06億円
  • 翌年度繰越 : 22.73億円
  • 不用額   : 9198万円

 

「総合特区推進費補助金
  •  歳出予算額: 0円
  •  前年度繰越: 9.29億円
  • 歳出予算現額: 9.29億円
  • 支出済額  : 9.29億円
  • 翌年度繰越 : 0円
  • 不用額   : 0円

 

これは何だろう? 補助金はこの年度で終わり、ということかな? 不用額がでなかった理由も気になったりしますが。

 

環境政策推進費」
  • 歳出予算額: 7.62億円
  • 支出済額 : 6.47億円
  • 不用額  : 1.15億円

 

「産業保安費」
  •  歳出予算額: 32.72億円
  •  前年度繰越: 1.86億円
  • 歳出予算現額: 34.58億円
  • 支出済額  : 28.31億円
  • 翌年度繰越 : 1.80億円
  • 不用額   : 4.47億円

 

この中には「休廃止鉱山鉱害防止等工事費補助金」という項目があります。支出額は21.9億円。

 

「消費者行政推進費」
  • 歳出予算額: 17.06億円
  • 支出済額 : 6.52億円
  • 翌年度繰越: 2.72億円
  • 不用額  : 7.81億円

 

「不用額を生じたのは、事業規模の縮小により事業計画の変更があったので」という記述がありますが、この中に「消費者行政推進事業費補助金」という項目があります。

 

<消費者行政推進事業費補助金

  • 歳出予算額: 9.96億円
  • 支出済額 : 0円
  • 翌年度繰越: 2.72億円
  • 不用額  : 7.23億円

 

これはどういう事情があって支出0、不用額7億円となっているのか、気になります。

 

「化学物質管理推進費」
  •  歳出予算額: 7.34億円
  •  前年度繰越: 979万円
  • 歳出予算現額: 7.44億円
  • 支出済額  : 6.40億円
  • 翌年度繰越 : 1100万円
  • 不用額   : 9322万円

 

以上が経済産業本省の歳出決算になります。

 

経済産業省には、「経済産業局」「産業保安監督部」などの地方支分部局があります。

 

 

歳出–経済産業省経済産業局

 

経済産業局

  • 歳出予算額: 145.19億円
  • 支出済額 : 143.61億円
  • 不用額  : 1.58億円

 

経済産業局共通費」
  • 歳出予算額: 144.28億円
  • 支出済額 : 142.81億円
  • 不用額  : 1.47億円

 

「経済産業統計調査費」
  • 歳出予算額: 9153万円
  • 支出済額 : 8027万円
  • 不用額  : 1125万円

 

殆どが人件費、庁費といった「共通費」です。

 

 

歳出経済産業省–産業保安監督官署

 

産業保安監督官署

  • 歳出予算額: 27.01億円
  • 支出済額 : 26.54億円
  • 不用額  : 4702万円

 

「産業保安監督官署共通費」
  • 歳出予算額: 26.42億円
  • 支出済額 : 26.10億円
  • 不用額  : 3257万円

 

ここも、殆どが人件費、庁費等になっています。

 

「産業保安費」
  • 歳出予算額: 5919万円
  • 支出済額 : 4474万円
  • 不用額  : 1445万円

 

以上が地方支分部局の歳出決算になります。

 

経済産業省には、外局として「資源エネルギー庁」「特許庁」「中小企業庁」があります。

 

 

歳出–経済産業省資源エネルギー庁

 

資源エネルギー庁

  •  歳出予算額: 6532.19億円
  •  前年度繰越: 3.72億円
  •  予備費使用: 2.49億円
  • 歳出予算現額: 6538.40億円
  • 支出済額  : 6534.69億円
  • 翌年度繰越 : 5010万円
  • 不用額   : 3.20億円

 

資源エネルギー庁共通費」
  • 歳出予算額: 42.66億円
  • 支出済額 : 41.41億円
  • 不用額  : 1.25億円

 

「石油安定供給対策事業費補助金
  • 予備費使用: 2.49億円
  • 支出済額 : 1.14億円
  • 翌年度繰越: 5010万円
  • 不用額  : 8547万円

 

これには歳出予算は計上されておらず、「熊本地震復旧等予備費」の使用額、との説明があります。

 

「鉱物資源安定供給確保費」
  •  歳出予算額: 74.00億円
  •  前年度繰越: 3.72億円
  • 歳出予算現額: 77.72億円
  • 支出済額  : 76.62億円
  • 不用額   : 1.10億円

 

この中で一番多いのは「旧鉱物採掘区域防災対策費補助金」で、68億円が計上され、全額支出されています。

 

独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構運営費」
  • 歳出予算額: 37.06億円 …全額支出済

 

「石油石炭税財源 燃料安定供給対策及エネルギー需給構造高度化対策費 エネルギー対策特別会計へ繰入」
  • 歳出予算額: 4961.93億円 …全額支出済

 

やはりこれが最大の歳出となっています。

 

電源開発促進税財源 電源立地対策及電源利用対策費 エネルギー対策特別会計へ繰入」
  • 歳出予算額: 1361.50億円 …全額支出済

 

「電源立地対策費エネルギー対策特別会計へ繰入」
  • 歳出予算額: 55.03億円 …全額支出済

 

以上が、資源エネルギー庁の歳出決算の主な項目になります。これも内容を確認しようとすると、特別会計を見ていく必要がありそうです。

 

 

歳出–経済産業省中小企業庁

 

中小企業庁

  •  歳出予算額: 3100.24億円
  •  前年度繰越: 1446.14億円
  •  予備費使用: 543.95億円
  • 歳出予算現額: 5090.32億円
  • 支出済額  : 2648.81億円
  • 翌年度繰越 : 2081.06億円
  • 不用額   : 360.44億円

 

予備費使用額は、熊本地震復旧等予備費の使用額」だそうです。

 

中小企業庁共通費」
  • 歳出予算額: 22.83億円
  • 支出済額 : 22.05億円
  • 不用額  : 7771万円

 

 

「経営革新・創業促進費」
  •  歳出予算額: 1500.75億円
  •  前年度繰越: 1185.23億円
  •  予備費使用: 50.61億円
  • 歳出予算現額: 2736.60億円
  • 支出済額  : 1480.44億円
  • 翌年度繰越 : 1047.12億円
  • 不用額   : 209.04億円

 

この中で最も大きなものは「中小企業経営支援等対策費補助金」になります。

 

<中小企業経営支援等対策費補助金

  •  歳出予算額: 1275.03億円
  •  前年度繰越: 1180.23億円
  •  予備費使用: 27.60億円
  • 歳出予算現額: 2482.86億円
  • 支出済額  : 1271.28億円
  • 翌年度繰越 : 1025.53億円
  • 不用額   : 186.05億円

 

この項目も、内容が知りたくなります。

 

独立行政法人 中小企業基盤整備機構 運営費」
  • 歳出予算額: 184.20億円 …全額支出済

 

「中小企業事業環境整備費」
  •  歳出予算額: 1344.20億円
  •  前年度繰越: 86.94億円
  •  予備費使用: 493.33億円
  • 歳出予算現額: 1924.47億円
  • 支出済額  : 876.79億円
  • 翌年度繰越 : 1033.46億円
  • 不用額   : 14.22億円

 

この中には「中小企業海外展開等支援事業費補助金」「経営安定関連保証等基金補助金」「中小企業組合等共同施設等災害復旧費補助金」「株式会社日本政策金融公庫補助金」「同出資金」などが含まれています。

 

「経営安定・取引適正化費」
  •  歳出予算額: 48.26億円
  •  前年度繰越: 173.97億円 …予算より多い
  • 歳出予算現額: 222.22億円
  • 支出済額  : 85.33億円
  • 翌年度繰越 : 4900万円 …やたら少なくなりました
  • 不用額   : 136.40億円

 

「不用額を生じたのは、事業規模が予定を下回ったこと及び事業内容の見直しによる事業計画の変更があったことにより」と記載されています。

 

以上が、中小企業庁の主な歳出決算になります。

 

ここまでが、経済産業省所管の歳出決算になります。