乱反射の光跡 in hatenablog

なみへいのブログです。hatenablogヴァージョン。

突然のニュース

あれこれ、愚にもつかない事をぼんやり考えている最中、飛び込んできたのは、パリ市内での同時テロ事件のニュース。

同時攻撃は6ヶ所とも、7ヶ所とも言われていて、レストランや街路、バタクラン劇場では突然の銃乱射、サッカースタジアムでは自爆攻撃が。
事件の詳細や詳しい経緯は、これから明らかになっていくでしょうけれど、それにしても、COP21開催を控えて、それなりに警戒を強めていたらしいパリ中心部でのテロ攻撃とは、なかなかに肝が冷えるニュースです。

オランド首相は「ISによるテロ」と言明。攻撃を起こしたテロリストの身元はまだはっきりしません。
いろいろと知りたいことはあるけど、今のところははっきりしてないようで。
テロリストは、フランス国内に以前から住んでいたのか、最近新たに入国したのか。最近入国したのなら、難民として入国したのか、普通に観光、あるいはビジネス目的で入国したのか。
また、犯行に使われた銃はどこで、どのようにしてフランス国内に持ち込まれ、テロリストの手に渡ったのか。あるいは、入国当初から所持していたのか。
そして、このようなテロリストの行動に対して、フランス当局、また外国の政府は、どのような情報を掴んでいたのか、あるいは掴んでいなかったのか。

考え始めるときりがないですが、いずれにしても、突然起こるテロ行為を未然に押さえ込むことの困難さと、こうした一般市民の犠牲を減らすことの困難さを考えると、どう考えればいいのやら、困惑するばかりです。

ただ、こうしたテロに向かう組織を「力だけで押さえ込むこと」は、どれほどの「力=武力」をもってしても難しいのではないのか、と考えてしまいます。テロを根絶するのは「力=武力」ではなく、もっと違う何かの「メッセージ」と「支援」なのではないか、とも。

この辺は、まだ自分でも五里霧中なのですが。