乱反射の光跡 in hatenablog

なみへいのブログです。hatenablogヴァージョン。

思考の種子、流に差される棹、あるいは池に投げ込まれる小石


いろいろ考えなければ、などと勿体つけたことを言いながら、日々の生活に押し流されてしまうと思考の種も押し流されてしまう。とりあえず思いつくままに。

[政治]政治と金、というより政治家と金の問題。

そもそも「一人の政治家」はその支持者、支援団体、地縁血縁その他の支持を受けて「政治家」をやっているわけで、「一人の政治家」が、例えば日本国民の全ての意見を代弁するわけではない。
もちろん「政治家として政治に参加」するときは、その政治組織が代表する国家、地域全体を視野に収めながら発言し、自分の主張を述べることになるのだが、「一人の政治家」の意見としては、どんな意見でもありだと思う。


単純な思いつきで、それ以上のことはまだ考えていないので、制度的にどうとか、何も考えてないし、暴論じみた考えではありますが。


だとしたら、政治家への企業・団体献金は全て公開の上で認めたらどうか、とか思ってしまう。
もともと「一人の政治家」とは、ある限られた支持者と支援者の上に成り立っているのだから、いっそのことそれを公開した上で、堂々と金を受け取って政治活動をすればいいし、そういう制度にしたほうがいいのではないか、と思う。
「一人の政治家」はもともと「公明正大」でなくて良いし、もともと「一部の意見を代表する」にすぎないのだから、自分の立場を鮮明にして意見を言い、議論をすればいいのではないか。
「自分はこういう団体から献金を受けているから、こういう立場で、こういう意見を主張する」と言えばいいわけで、そうなれば、具体的な政策議論へも道が開けるように思うが。


いろいろ考えると難しくなるけど。
というか、このことは「政治家の、国民への態度、姿勢」と「国民の、政治家への態度、姿勢」に結びつく問題でもあったりするのだろうな、と思ったり。