乱反射の光跡 in hatenablog

なみへいのブログです。hatenablogヴァージョン。

憲法記念日に思う

今年も、憲法記念日が過ぎました。全国のいたる所で「改憲」や「護憲」の集会が行われ、マスコミもさまざまな記事を国民に向けて配信したようです。(詳細に見ていないので、あれこれは言わないけど)

憲法記念日が制定されたのは憲法施行の翌年の7月(国民の休日に関する法律)。実際に憲法記念日が祝日となったのはその翌年(1949年)から、ということになる。今年は「日本国憲法施行70周年」だけど、「憲法記念日」としては69年目、ということになるのだと思う。どうでもいいことかもしれないが。

安倍首相が「2020年に向けての憲法改正」をぶち上げたようで。「自衛隊を合憲化する」との報道が流れているが、これはこれまでの政府見解を、「違憲性がある」という見解を修正したものなのかどうか。
以前からそう考えていたのなら、安倍首相は「違憲性の疑いがある」自衛隊に「駆けつけ警護」の任務を付与して南スーダンに派遣したわけで、そこに行政としての理念的整合性があるのか、安倍首相の真意をただす必要があるのではないか。
現行の法制度の中で、自衛隊は「合憲」なのか、「違憲性がある」のか。行政のトップが「合憲」な自衛隊を外国に派遣することと、「違憲性の疑い」を表明する武力部隊を外国に派遣することには、かなり大きな違いがあるのではないか。

自衛隊の合憲化」を主張するなら、そもそも戦後間もなくの「警察予備隊自衛隊の前身)」の創設から問われなければならない、と思うのだが。

自衛隊の成立経過は、どこかに書き残した記憶があるのだが。
今は頭が回らない。のちほど、できれば。