乱反射の光跡 in hatenablog

なみへいのブログです。hatenablogヴァージョン。

東京都知事選挙に行きます。都議補欠選挙のある選挙区もありますよ

次の日曜日は、東京都知事選挙投票日です。

候補者一覧、選挙公報などは、東京都選挙管理委員会のホームページでも見ることができます。

候補者一覧:
http://2020tochijisen.tokyo/governor/index.html

選挙公報(PDF):
http://2020tochijisen.tokyo/public/files/senkyokouhou_all.pdf

主要候補者の公約比較としては、こんなサイトも。

早稲田大学マニフェスト研究所(PDF):
http://www.maniken.jp/pdf/2020tochijisenkyo-seisaku-hikaku.pdf

「情報検証研究所のブログ」(これも一覧表はPDF):
https://johokensho.hatenablog.com/entry/2020/06/24/092555


かなり以前から、「人気投票」、「知名度競争」みたいな言い方をされてきた東京都知事選挙なんですが、もうそろそろ仕事をしてくれる都知事が選ばれて欲しい、と思っています。

国政でも地方議会でも、立候補時の公約・マニフェストは様々ありますが、当選すれば国民・地域住人の代表になるわけです。
このことは、あまり言われていないと感じるので、改めて書き残しておきます。

国政・地方の選挙では、当選した代議士は、「国民・地域住民全体の代表」になるわけです。当選した代議士・首長は、今度は「立法(条例)に国民・市民の意見を反映させる「代議員」として、また国家・地方行政の最高責任者として「国民・市民の代表者」として施政を任されているわけです。
当選した代議士は、自分の掲げた公約実現に努力するのはもちろん、他の候補者に投票した国民・市民の意見に耳を傾けるのは、「全体の奉仕者」として当然のことです。

「政党の支持を受けるなりして、公約を掲げて戦う立候補者」と、「有権者の支持を得て国民の代表者の一員に加わった代議士」とは、当然、立ち位置が変わる、のではないでしょうか。

僕の頭の中では、「立候補者」と「当選者」の担う役割は必然的に異なると思っていて、「立候補者として掲げた公約」が、必ずしも「代議員として(国民・住民全体の代表者となった場合に)行う施政」と一致しない、のは当然なのだと思っている。

だから、僕が政治家に期待するのは、立候補者として「掲げた主張・公約」と、「当選後の、国民の代理人としての役割」を、明確に認識し、国民に個人的な公約的主張と、代表者としての施政を切り分けることができ、そこに整合性を見出し、国民や住民に説明できる、そんな政治家である。

22名の候補者の中で、「あくまで東京都民のために働く候補者」は誰なのか、都民にはじっくり考えて欲しいと願っている。

僕は、「仕事をしてくれそうな」候補者に投票したいと思う。……一択しかないが(笑)。

あと、都議会議員補欠選挙が、大田区、北区、日野市、北多摩第三(調布市・狛江市)では同日投票になります。この選挙も、大事な選挙だと思います。

若い人は、どんどん選挙に行って欲しいと思います。これまで無投票だった層がいきなり投票に行くと、選挙の票読みとかして「勝ちの計算」をしていた選挙担当者が、びっくりします。

面白くないですか?
今まで選挙に行かなかった人が、投票して、投票率が上がると、誰が青ざめるのか。
多くの人が投票に参加すると、それが見られます(笑)。