乱反射の光跡 in hatenablog

なみへいのブログです。hatenablogヴァージョン。

パソコン、大故障

静かな嵐の3日間。
水曜日の夜、家に帰ってMac G5の電源を入れたら、指を放した瞬間「パチッ」と小さな音がしてそのまま電源が落ちてしまいました。「おや」と思って電源を入れ直そうとしたら、スイッチを何度押してもウンともスンとも言わず。ものの見事に心肺停止状態。
それからと言うもの、一応平静な顔で仕事に行きながらも、夜な夜な「コンセントのせいか」とか、「叩けば直ったりしないか」とか(笑)、いろいろ試しながらも沈黙するG5を見つめて暮らしていました(笑)。


で、今日思い切って内部を見ることに。電源が切れた状況からしておそらく原因は静電気。電源投入から切れるまでに1秒も架かっていないことから、おそらくディスクなどには影響がないだろう(ただの憶測)、トラブルは電源部に違いない(ヒューズ交換で済めば御の字)と見当をつけて、電源ユニットを開けてみることに。よい子はマネをしないように(笑)。


本体の蓋を開け、外せるものを外し、電源ユニットを引っ張り出し、中身を除いてみるとありました。ヒューズが。しかしどうやら無事な様子。そうなるとどこに原因があるのやら、浅薄な僕の電気知識では基盤を眺めてもさっぱり分からず、しばらくは途方にくれる有り様(笑)。


とりあえず基盤の表裏を見て、原因が特定できないなら諦めようと、固定ネジを外し、基盤の裏側を覗いてみることに。
まあ、見ても別に「何が何やら」な状況は少しも変わらないのですが(笑)、一ヶ所だけハンダ付けが黒ずんでいるところを発見。よくよく見ているとハンダが焦げて、パーツの足が基盤から浮いている様子。
「これをもどして、復活しなかったら、修理に出すしかない」と思いつつ、「ああ、パソコンなしの生活をどれくらい続ければいいのだろう」と嘆きつつ久し振りにハンダ鏝を取り出して、黒ずんだ煤を払ってハンダ付け。
「これだけで直ってくれればラッキー」というつもりで(殆ど諦めかけていた)電源ユニットを閉め、本体に戻し、外したものを付け直し、本体カバーを閉め、電源を繋いでスイッチを押すと……。復活しました!


Macの起動音を、これほどの歓喜と幸福感を伴って聞いたのは、おそらく生まれて始めてかもしれません(笑)。涙が出るかと思った(笑)。
まあ、これでこのMacはメーカー保証外の、「勝手に修理されたMac」となり、今後火を吹いても爆発しても自己責任、ということになってしまう訳ですが(笑)。
しかしそれでも、こうして今Macを使えるのは良かった良かった。
という訳で、blogも更新(笑)。