乱反射の光跡 in hatenablog

なみへいのブログです。hatenablogヴァージョン。

派閥を解散すれば終わりじゃない。「裏金」は、どこへ行った?

安倍派議員7名は、不起訴だそうで。ああそうですか。
政治資金パーティをどうするとか、派閥を解消するとか、自民党内での議論については、国民から選ばれた代表として大いにしてもらって構わないと思うが。

一庶民として思うのは、「そうやって作った裏金、何に使った? どこへやった? 誰のものになったの?」ということ。

裏金の金額ばかり出てくるが、その行先はさっぱり出てこない。自分のポケットに入れたのか、自分の選挙区内に配ったのか、それともまた別の便宜に必要だったのか。
まず、自民党議員に聞きたいのはその点なのだが。「その裏金、どこへ行ったんですか?」

まともに政治活動に使ったと言うのなら、裏金にせずとも堂々と受け取って、堂々と使えばいいはずなのに。
なぜ、わざわざ「裏金」にしなければならなかったのか。

単なる事務処理のミスだというのなら、何年も続いていたことなのに、関係者の誰も気づかなかったのか。
政治団体の「会計責任者」が勝手にやった?
ならなぜ当の議員はカンカンに怒らないのか。その会計責任者のせいで、政治家としての立場を危うくされているのに。
会計責任者が勝手にやったことを怒らないのは、会計責任者のやったことを容認する、という態度なのか?

そして、この「裏金」作りを、自民党の多くの議員(の会計責任者)が、数年に渡って(もしかしたら十数年も?)続けてきたのは、「偶然」だと言えるのか?

まずは、その「裏金」が何に使われたのか、使われずにプールされている分はあるのか、それを明らかにしない限り、この問題は解決しない、と思うのだが。