乱反射の光跡 in hatenablog

なみへいのブログです。hatenablogヴァージョン。

何を土台に討論しているのか?


なんかテレビで討論やってる。


いつも思うのだが、こういういきなりの討論というのは、いつも「社会情勢や国際情勢、個人の認識の共有点や相違点」を明確にした上での討論にはならない。
そんな土俵で「これから」を考えるより、「国家」「国民」「国際関係」「社会認識」についてをお互いに掘り下げたほうがいいようなきがするのだが。


こういう討論をぼんやり見ていて思うのは、「日本という国家」は、中は現在どのようで、国を取り巻く外はどのような状況なのか、そういう問題についての「認識」を「共有」する事こそが、本当は重要なんではないかな、とか思ったりするんだけど。
それは問題点を明確化するために必要な作業だと思うし、「現在、日本はこういう状況でしょ」という認識の部分が本当に議論されるべき(べき、とか言ってはいけないか)じゃないか、とか思うし、そういう「日本の置かれた状況」をどこまでお互いに共有化できるか、という議論が討論を面白くするのではないか、とか思ってしまうのだが。


どうせなら極論対極論を立ててみると、わりとリアルな「日本の状況」が見えてくるような気がしたりするのだが。


まあ、テレビが討論を「見せる」には、いろいろ議論の土台をすっ飛ばすしかないのだろうな、と思ってしまうが。
あはは、これは「ぼやき」だな。