乱反射の光跡 in hatenablog

なみへいのブログです。hatenablogヴァージョン。

それでも通すか、入管難民法改正(悪)法

【酔っ払いがこぼす】入管管理法、立法事実が崩れたり、入管庁(出入国在留管理庁)での収容者への劣悪な扱いが公表されたり、入管庁の収容施設での酷い実態が公開されても、それでも与党(と、与党に協力する野党)は通すつもりなのかな。

なぜ、ウクライナからの難民は優遇処置を取るのに、ミャンマークルド人や、他の国からの難民には難民認定を渋るのか。

迫害、紛争、暴力、人権侵害などにより2021年末時点で故郷を追われた人の数は約8930万人 。

https://www.japanforunhcr.org/refugee-facts/statistics

こうした難民の「人権」を、日本政府はどのように考えているのか。

日本国憲法第三十一条   何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。
第三十四条   何人も、理由を直ちに告げられ、且つ、直ちに弁護人に依頼する権利を与へられなければ、抑留又は拘禁されない。又、何人も、正当な理由がなければ、拘禁されず、要求があれば、その理由は、直ちに本人及びその弁護人の出席する公開の法廷で示されなければならない。

「何人も」と明示されている通り、この憲法が適用されるのは「日本国民」に限らない。
しかし、難民として祖国から逃れてきた人々は、入管の収容施設の中で、「公開の法廷で示される理由」もないままに拘束されている。

難民の「人権」を守らない国家は、それを許せばいずれ「国民の人権」にも手を出してくる。
そうなると、国の最高権力者(国会議員)は、「国民は人権を守らなくても、支持してくれるんじゃないか?」などと考えたりしないのか?

すでに、国民の人権を軽視する発言をする国会議員もいたりするし。
あういう議員には、「投票行動」で痛い目を見させた方がいい、国政を預かる議員自身のためにも。
そう思うがな。