乱反射の光跡 in hatenablog

なみへいのブログです。hatenablogヴァージョン。

成立しても、諦めないこと。改めて、この国の「主権者は国民」であることを、再確認すること。

入管法「改悪」、成立してしまいました。

「何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。」(憲法第三十一条)

「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。」(憲法第十八条)

憲法違反であり、国際法(日本も承認している)に違反する法律を、この国の最高機関が、決めてしまいました。この法律を、英語で世界に発信してみたら、どんな反応が返ってくるのだろうか、と思ったりします。

この法律に賛成した国会議員は、今後「人権」の考え方について、厳しく問われる必要があるでしょう。主権者は国民です。国会議員を厳しく問い詰めるのは、民主主義を守りたい国民にとっては必要なことでしょう。
国民主権や人権を「守らなくてもいい」と思っている議員は、次の選挙で落選させないと、政治家は「国民は人権について、意識していない、もっと制限してもいい」とか考えそうです。

この法律は、「何人の人権も、司法の介在を受けずに行政が判断する。国際法違反など知ったことか。入管職員が出て行けと決めた外国人は(難民であっても、送り返されると殺される危険があっても)入管職員の意見に従って出ていけ」法である。

この国の政府・与党、与党に賛同する野党は、「国民の人権」すらも、軽く考えているのではないか、との疑念が沸々と湧いてくる。

国民のやることは決まっている。
「国会が賛同しようとも、国民は反対だぞ」と言い続けること。
国の偉い人が、困ってしまって、法律を撤回するまで、言い続けること。
小さな声でいい、言い続けること。
国民主権とは、そういうこと。主権者が国を動かす、ということは、そういうこと。

だと、思っている。