「それは、国民のためですか?」と、何度でも、繰り返し、納得できるまで、国民は国会議員に聞かなければならない、のではないか?
憲法前文に立ち戻ること。
「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。」(憲法前文)
国会議員に聞いてみればいい。
「その権威は国民に由来」すると認識しているか?
「その福利は、国民がこれを享受する」と思っているか?
「この憲法は、かかる原理に基くものである」と、理解しているか?
「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」(憲法第九十九条)
「あなたは、憲法を尊重し擁護」しているか?
この国の国政においては、徹頭徹尾、議論が全く足りていない、と思うのは自分だけだろうか?
例えば、マイナンバーカードへの保険証機能の追加、現行の保険証の廃止について、「それは国民のためですか?」と聞いてみたら、何と答えるのだろうか?