乱反射の光跡 in hatenablog

なみへいのブログです。hatenablogヴァージョン。

厚焼き卵


 厚焼き卵は、……難しい(笑)。
「卵焼き」といえば卵料理の中でも「目玉焼き」と並んでポピュラーな料理。まず日本人なら「食べたことがない」という人はいないのではないかと思いますが、最近は「卵アレルギー」というのもあるんでしたっけ。「卵」と聞いただけで拒否反応を示す人もいるかも知れませんので、そういう方は今すぐ別のページへジャンプしてください(笑)。


「卵焼き」にしろ「目玉焼き」にしろ、これだけポピュラーになると、味付けのヴァリエーションもさまざま。僕自身もプレーンな卵焼きは以前から何度も作ったりしているのですが、僕が作るときはいたってシンプルに塩とコショーだけで作ることが多いです。以前知り合いに「砂糖を入れない卵焼きなんてダメ(笑)」と言われたことがあるのですが、砂糖を混ぜて作るのも、割りとポピュラーなんでしょうか? 僕自身は塩とコショーだけで充分満足なんですが。
 それはともかく、厚焼き卵。『スタンダード・クッキング』にも『650の酒肴』にも掲載されているという、ベーシックな料理と言えるものでしょう。


 プレーンな卵焼きとの違いは、卵に酒・砂糖・醤油を混ぜ込んで焼き上げるところ(出し汁を加えるのは「だし巻き卵」)。ただそれだけなのですが、プレーンな卵焼きに比べて柔らかく、きれいに巻き上げるのが難しいこと。プレーン卵焼きは固まりやすいのでフライパンを熱しすぎないようにして手早く巻き上げる、というのがコツですが、こちらはそうはいきません。
こちらは固まり具合をじっくりと見極めながら巻き上げるということになります。
 難しいのはこの「じっくり」加減ですな、僕にしてみれば。
 ついつい手早く巻いてしまおうとすると、柔らかいので千切れたり形を崩したりしてしまいます。やはりどうも、僕はせっかちらしい(笑)。というか、コンロの前で卵の固まり具合を見ていると、どうしても手を出したくなったりして(笑)。


 そんなわけで、厚焼き卵が難しいのは、僕だけかもしれないのですが(笑)。これまで2、3度作ってみたのですが、せっかちに巻き上げようとして形を崩してしまい、ちょっと崩れた厚焼き卵に(笑)。
 こういうシンプルな料理ほど、腕前の差が歴然と出来上がった料理に出てくるのかもしれません。
 ま、人前に出すにはまだまだ修業が必要ですが(笑)、自分で食べてしまう分には、味は変わらないので、とりあえずはOK(笑)。
 あ、大根おろしを忘れずに(笑)。