上の文章を書いていたら、峰岸徹氏の訃報のニュースまで流れてきたり。
「好き」とか「嫌い」とか言うレベルではなく、いくつものドラマなどで「あ、この人」とか思ってクレジットを確認すると峰岸氏だったりする、という経験を何度も繰り返した記憶があります。
だいたい、見ていて「いいかも」と思えるテレビドラマは、脇（脇役）がしっかりしていることが重要だと、個人的には思います。具体的にどの番組か、思い出せないのですが（笑）、記憶力に今いち自身も実力もない（笑）僕が峰岸氏の名前を記憶しているということは、それだけにドラマの「芯」を担う脇役の仕事をしっかりと、しかも数多くやり遂げられてきた、ということになるのではないか、などと個人的に思っていたりしますが。
緒形拳さん、71歳。峰岸徹さん、65歳。……役者としては、少しばかり早い他界のように思えます。緒形拳氏は亡くなる直前にドラマの制作発表に出席され、峰岸氏は次の舞台を降板して治療に専念されていたとのこと。
おふたりともまだまだ「やれる仕事」、「やりたい仕事」を残しての逝去だったのではないか、という気がしてなりません。
お二方の、旅立ちの平穏を、心よりお祈りします。
