乱反射の光跡 in hatenablog

なみへいのブログです。hatenablogヴァージョン。

政府答弁の空虚について、ぼんやりと考える。

ぼんやりと考える。考え続ける。

 

政府側の記者会見(官房長官会見、首相会見)で思うことだが、「ご指摘には当たらない」「問題ではない」「適切に対応している」は、「説明」していることにはならない、と思う。

 

これらの言葉には、その後に「なぜなら、〜〜という(情報・事情)があり、これに対してこういう(政府としての方針・法律上の根拠)があるから」(説明)を示す必要があるから。

 

行政(総理大臣・内閣・内閣官房・各所庁とその大臣)には、「国民に行政の方針や対処、対応について、国民に説明をして、国民の納得を得る必要がある」から。行政が国民を代表する行政をするためには、国民の理解を得るための説明をすることが、国民主権国家の「必要最低限の手続き」であるのだから。

 

それをしないとしたら、国の行政組織(内閣)は、この国を「国民主権の国家だと理解していない」と考えている、ということなのではないか?