乱反射の光跡 in hatenablog

なみへいのブログです。hatenablogヴァージョン。

【酔っ払いがこぼす】6月18日

今夜も、まとまらないままに書き残す。

 

さて、来週には参議院議員通常選挙が公示日を迎え、各政党の選挙戦が開始されます。

なんとなく、漠然と(という話で申し訳ないが)感じているのは、各政党の「政策マニュフェスト」や「選挙公約」が、「日本がどのような国政運営を行い、日本に住む人々の生活がどのようになっていくのか」という、ビジョンを感じられるものになっていないのではないか、ということ。

国際的に見て、日本はどのような立ち位置にあるのか。国内では、日本政府、そして与党は、日本人をどこに導いて行こうとしているのか。対する野党は、与党と違うどんなビジョンを掲げているのか。
この、日本という国がどこに向かうのか、というビジョンを明確に示している政党が、与党・野党含めて、「ビジョンがない」のではないだろうか。

僕なんかは個人的に、「日本はアジア大陸にへばりついて、でもアジア諸国ともアメリカ、ヨーロッパとも一定の距離を保ちつつ、頼りつつ、独自の文化を育む『アジアの片隅の変な国』」という立ち位置を構築するのがいいんじゃ? とか思ったりするけど。

アニメや漫画についても、世界で圧力が高まる「ポリティカル・コレクトネス」についての外国との軋轢は高まるだろうが、「日本国内では、どんな思想の作品でもOK、それを輸入するかどうかは、輸入する国が判断してください」と宣言することで、国内での作品流通は最大限の表現の自由を許容しつつ、外国へ輸出する際には「おたくの国にとっては、こういうリスクがありますが、それでも輸入しますか?」と聞けばいい。
相手国がその条件を飲まなければ、その作品は「日本に行かないと見られない作品」として、その国に認識されることになる。

……みたいな、「日本でしか」見られない、感じ取れない、味わえない作品がある、と世界が知れば、世界は日本に注目する、のでは、と思ったり。

もしも自分が政策ビジョンを公表するなら、「日本は、どこにもない変な国になる。そして、誰も食い詰めない国になる」かな。
死にそうな人は助ける、表現の自由は妨げない、他国から変に見られても構わない、小国と扱われても気にしない。

日本という国は、他国と出会った最初から、「変な文化の変な島国」だったのではないかな、と思ったりする(個人的見解)。
世界の中で、「変な文化の変な島国」というコンセプトは、個人的にはとても魅力的だな、と思っているのだが。

どこまで共感を得られるのかは、ともかくとして。
では、酔っ払いはこの辺で。