乱反射の光跡 in hatenablog

なみへいのブログです。hatenablogヴァージョン。

東京都議会議員選挙

東京都議会議員選挙。夕方くらいに投票してきましたが、投票所は静かで、貼り出されていた投票数の数字も、少し盛り上がりに欠けているようでした。 今回の選挙でも、投票行動を呼びかける文章をどこかに上げようと思ってましたが、時間が作れないまま投票日…

新年のご挨拶を。前記事の追記と共にw

あけまして おめでとうございます。 息も絶え絶え(笑)ですが、どうにかこうにか、今年も続けていきたいと考えています。文章を書き綴っていると、文章を追いかけながら頭の中があっちへこっちへ飛び回ってしまい、どうも散漫になってしまうので、なかなか…

2020年に亡くなった方々

今年も、何とか公開することができました。例年と同じく、訃報記事の中から、気になった方々を、個人的な興味でピックアップしてあります。 知っている人、知らなかった人、自分にもそれぞれあります。 今年も、それぞれの方に、哀悼の意を表しつつ。 2019年…

民主主義と国家運営を、ぼんやりと考える

ぼんやりと考える。 国のありようとは、どういうものなのか。その、「国のありよう」を整えるために、為政者がなすべきこととは何なのか。 はっきり言うと、今のこの国は「政治言説の貧しい」国になっているように感じる。 「問題には当たらない」「ご指摘は…

議論について、ぼんやりと考える

議論をする前に、議論の前提となる「現状認識」と「現状認識に対する評価」を共有化する必要があるわけで。そして、現状認識とその評価を共有した上で議論を重ねていかないと、議論は「たられば」議論か、空疎な議論にしかならない。 法的根拠、または法解釈…

政府(首相)の任命権? 憲法15条「国民固有の権利」は行政権?

ぼんやりと考える。 日本学術会議問題、といういうのは、やはり問題点をぼやかせる言い方じゃじゃないかな、とぼんやりと思う。 問題点は「首相による任命拒否問題」であり、以前の内閣がしてこなかったことを、最高機関である国会に計ることなく決めてしま…

政府答弁の空虚について、ぼんやりと考える。

ぼんやりと考える。考え続ける。 政府側の記者会見(官房長官会見、首相会見)で思うことだが、「ご指摘には当たらない」「問題ではない」「適切に対応している」は、「説明」していることにはならない、と思う。 これらの言葉には、その後に「なぜなら、〜…

東京都知事選挙に行きます。都議補欠選挙のある選挙区もありますよ

次の日曜日は、東京都知事選挙投票日です。 候補者一覧、選挙公報などは、東京都選挙管理委員会のホームページでも見ることができます。 候補者一覧:http://2020tochijisen.tokyo/governor/index.html 選挙公報(PDF):http://2020tochijisen.tokyo/public…

公務員、公共サービス、「政治」を「自分ごと」に

「政治」を、「自分ごと」として考えること。 COVID-19コロナ禍の中で、政治・行政による判断・施策によって、国民は大きな影響を蒙ることが、広く知らされることになったのではないだろうか。 それは、直接国民に向けての施策だけではない。各地の保健所の…

日常と、名誉毀損と、提訴と

やっぱり、毎日書くのは、自分にとっては厳しいな。時間をかけて、黙考を重ねて行きたいテーマもあるし。 伊藤詩織さんの提訴が話題になっているが、自分としては、「何ではすみとしこが今の今まで野放しになっているのか」の方が、興味があるかも。 誰が「…

政府・政策、マスコミ、秋葉原にも思いをはせて

少しずつ書く。 現在の政権の政策決定に、情報収集に基づくデータの評価はあるか? 現在の政権の政策決定は、現実の社会状況に基づいた決定がされているか? 現在の政権の政策決定は、国民と現状認識を共有しているか? 現在の政権の政策決定において、恣意…

相変わらず、うだうだと考えているのだが

もう6月になってしまって、何も書き残してないことに気付いたりして。なんか、いろいろ文章にして、残しておかないと、という気持ちにもなってきましたので、とりあえず。 ここ最近、「検事長定年延長問題」や「検察庁法改正」についてツイッターなどで反対…

とりあえず書く

うわあ、今年は何も書いてないじゃないか。 これは自分としても、看過できないことではあるのだが。 拙くても、ここに残しておかなくてはならないことは、あるような気もするし。 まあいい。 個人的なブログだ、好き勝手に書くとしよう。 本当に、安倍政権の…

2019年に亡くなった方々

プライベートなことですが、年末年始は、引っ越しの準備〜引っ越し 、引っ越し前後の片付けやら手続きやら、雑事で目一杯時間を取られておりまして。 おかげで、この文章をまとめるような時間的余裕がある訳ではなく、引っ越し後も片付かない荷物に手を付け…

主権と選挙

何度でも、書き残しておきますが、日本は民主主義国家であり、主権者は国民です。国会議員は「国民に代わって」国会で仕事をする。これは国政の基本原則です。 「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国…

政治の、基本から考える

繰り返し、何度でも確認しておく必要があるでしょう。 日本は、民主主義国家である、ということ。現状、民主主義国家として足らない部分も多々あるにせよ、少なくとも民主主義国家であろうとしていることを、国民は望んでいるのではないのでしょうか。 中に…

選挙に行きなさい。

いきなり命令形だったり、ただのおっさんの言うことなど誰も聞いたりしないのも自覚してますが、あえて命令形に。不快ならブラウザを閉じてください。 選挙に行きなさい。日本が「民主主義国家」であるためには、「国民が判断を示すこと」が不可欠の要素にな…

いよいよ参議院通常選挙、その前に考える

来週は、参議院選挙。「国の姿」というのは、誰かに決めてもらうのではなく、国民自身が決めていくもの。それが「民主主義国家」というものだと思います。 この国にはたくさんの人々が暮らしている以上、そこでは様々な「国の姿」が想像され、構想されていま…

参院選2019 候補者一覧(名前・年齢・現/新/元別)

とりあえず、参議院通常選挙の立候補者名を羅列しておきます。できる限り、現職議員の動向も記載しました。メモ代わりに。 都道府県名の後のカッコは改選議席。法律によって、増減があります。 選挙区 北海道(3):高橋はるみ・65・新、岩本剛人・54・新 ……

参議院通常選挙を迎えて

この国の政治について、今さらながら、と思いつつ、今だからこそ、根本的なところを押さえておくことが大切なのかも、と思ったりします。 国家行政というのは、まず基本的に「国民のために」行われています。 「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるもの…

統計不正を考える

折を見て、いろいろ書き残しておきます。 「公文書改ざん」と並んで、行政にとって深刻な問題だと思えるのは、やはり「統計不正」でしょう。これ、内閣官房が「問題ない」などと発言することは、とんでもないことだと思います。 政府の「基幹統計」というも…

公文書改ざんを考える

大型連休。こうしたまとまった時間が取れるような休日に、「何もしないでいる」ことも大切なことではないかな、とぼんやり思っていますが。 *** 国政において問題となった「公文書の改ざん、あるいは隠蔽・破棄」の問題と、いわゆる「統計不正」問題は、…

2016(平成28)年度 特別会計決算報告書を読む その11 東日本大震災復興特別会計(2)

引き続き、「東日本大震災復興特別会計」の続きを読んでいきます。 歳出–文部科学本省、スポーツ庁、文化庁 歳出: 予算額 前年度繰越 移替増減 支出済額 翌年度繰越 不用額 文部科学本省 463億円 550億円 +31億円 859億円 84億円 101億円 文部科学省共通費 …

2016(平成28)年度 特別会計決算報告書を読む その10 東日本大震災復興特別会計(1)

特別会計の最後は、「東日本大震災復興特別会計」です。 東日本大震災復興特別会計 (国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省所管…

2016(平成28)年度 特別会計決算報告書を読む その9 自動車安全特別会計

自動車安全特別会計(国土交通省) 「自動車安全特別会計」は、財務省のHPにあるガイドブックによると、 「自動車ユーザーからの検査・登録手数料、自動車ユーザーからの賦課金、積立金として管理している自賠責保険の再保険契約に係る再保険料、過去の再保…

2016(平成28)年度 特別会計決算報告書を読む その8 貿易再保険特別会計、特許特別会計

今回は短く。次が長いので。 貿易再保険特別会計(経済産業省) 「貿易再保険特別会計」は、この年度(2016年度)で廃止され、この会計に所属していた権利及び義務は、法律により、「株式会社日本貿易保険」が継承するものを除き、一般会計に帰属させること…

2016(平成28)年度 特別会計決算報告書を読む その7 食料安定供給特別会計、国有林野事業債務管理特別会計

食料安定供給特別会計(農林水産省所管) 「食料安定供給特別会計」は、 「食料の安定供給を図るために相互に関係づけられる「農業経営安定事業」「食料の需給及び価格の安定のために行う事業」「農業共済再保険事業等」「漁船再保険事業」「漁業共済保険事…

2016(平成28)年度特別会計決算を読む その6 年金特別会計

年金特別会計(内閣府・厚生労働省所管) さて、年金特別会計です。 年金特別会計には、「基礎年金勘定」「国民年金勘定」「厚生年金勘定」「健康勘定」「子供・子育て勘定」「業務勘定」の6つの勘定があります。 年金–基礎年金勘定 歳入: 予算額 収納済額 …

2016(平成28)年度 特別会計決算報告書を読む その5 労働保険

ちょっと時間が開きました。だんだん会計の内容が面倒くさくなってきたので。気を取り直しつつ。その前に「その1」の中の、一般会計から「労働保険特別会計」への繰入総額に誤りがありましたので、訂正しています。総額は1280億円ではなく、1384億円です。…

決算書に見る「統計調査」

「毎月勤労統計」や「賃金構造基本統計」の不正、不適切な統計操作が話題になっていますが、ついでなので2016年度の決算報告書から、厚生労働省で支出された統計調査に関する決算項目をピックアックしてみます。 厚生労働本省–本省共通費 項目 予算額 支出済…